自分の体を大切に、いたわり、鍛えていきたいと思いました
★★★★★
交感神経・副交感神経などはときどき耳にしていましたが、この本にわかりやすく書いてあったので、
勉強になりました。
現代社会が抱える大きな元凶(?)は、ストレスかもしれませんね。
私は最近になって、血圧がやや高めだとわかりました。
お酒も煙草も縁がないし、太っていないし、ウォーキングやストレッチは数年続けているし、塩辛い
ものが特に好きというわけでもないのに…。
この本にもありましたが、「悩みや働きすぎ」が、大きな原因の一つのような気がします。
ストレスや疲れがたまると呼吸が速くなるのは、自覚症状としてあります。
これからは一日に何度が、用事の合間にでも、自分のために大きくゆっくり深呼吸しようと思います。
薬や病院との付き合い方は人それぞれで、本に書いてあるとおりに皆が実行できるとは思いません。
せめて、自分の体のことで自分でできることは気をつけていきたい…そう考えさせられました。
私は、これまでに7件ほど手術を受けていますので、手術自体に抵抗はないのですけど、受けなくても
よい手術ならば避けたほうがいいのかもしれませんね。
目から鱗の体との付き合い方
★★★★☆
アメリカ留学などを経験して西洋医学を極めているはずの著者が、免疫学の研究を通じて得た知見を東洋医学的な考え方とあわせながら、本来人間に備わっている病気と闘うシステム(=免疫システム)を生かすためにどういう生活をすればよいかを語り、自分の体と病気の付き合い方を読みやすい内容で説明しています。
本の最後に以下のようにまとめているので、ちょっと長くなりますが、この本の一番伝えたいところだと思うので引用します。
***引用開始***
「最後にもう一度いいますが、私たちは病気になると体が悪いと思ってしまいます。しかしけっしてそうではなく、病気はそれまでの生き方が体に現れてくるということなのです。けっして体が悪いとか、間違っているわけではないのです。
だからこそ、免疫力を高めて質の高い生活をおくりたいならば、まず自分の生き方をきちんと見直してほしいのです。
病気は、そういう意味で私たちの生き方の間違いを知らせてくれているものです。それを薬や手術だけで治そうとするのは、本末転倒です。根本的には、病気の原因となったそれまでの生き方を改めていかないと、病気は治らないということを知ってほしいのです。
ガンを自分の免疫力で自然治癒に導いた人たちの共通点は、病気に感謝する心境にたどりついていることです。生き方を改めるきっかけをつくってくれたからでしょう」
***引用終了***
私の父もガンで手術をしましたが、幸い再発をしていません。
この本を贈って、まだまだ元気でいて欲しいと願っています。