でも、この本の一番の魅力はなんといっても主人公ジョン・コーリー、元ニューヨーク市警(現在はATTF)のコメディアン(!?)。ジョンのジョークやセリフにはメチャメチャ笑わせてもらいました。「司法長官と兎」の小咄なんかもう最高ー!って感じで。イメージとしては、ケビン・スペイシーってところかな?
同僚ケイトとのいきさつなんかも、「これって、ラブコメだったんだー」とヘンに納得したりして・・。ネルソン・デミルの作品って、男女の恋愛模様もセリフがおシャレで、素敵なんですよね。違った角度で読むと、女性にもおススメの一冊だと思います。