裏表紙にホラーギャグとありますがギャグなのは最初だけですwでろでろ感覚で読み続けるとやけどしますw

読み進めると結構怖い内容になってます。耐性ないかたは敬遠した方がいいかなぁと。

この漫画を18禁クラスでノベゲとか映画とかしたらかなり…w

『週刊ヤングマガジン』での「でろでろ」が代表作（連載中）の
押切蓮介氏が『少年シリウス』にて連載中の肉弾ホラーギャグ
この人の絵柄は正直ヘタウマの部類に入ると思いますが
妖怪や怪物はおどろおどろしく迫力がありますがどことなく愛嬌もあり
女性キャラは非常にキュートに描けていて非常に味のある作家さんですね

要所にちりばめられたコミカルな描写の合間にハッと息を飲む様な
禍々しい妖怪変化たちとのバトル展開など熱く盛り上がれる場面もあり
実は既刊の３巻まで一気に買っちゃいましたが今後の展開気になって
連載を追いかけようかと思わせる程のパワーがあります
ストーリー的にはかなりグロく鬱な展開になって来てますので
その手の話に弱いお方は要注意

あと個人的には花岡隊長のカッコよさ、理不尽なまでの戦闘力ｗ
それとジャージ姿に魅了されました(*'д`*)
おっとりカエさんも魅力的、翔平（主人公）も頑張れｗ

「でろでろ」の押切蓮介先生の本作品ですが、
中身もでろでろとほとんど同じ・・・と途中までは思っていました。
この巻の最後の話は、でろでろに慣れていた私には非常に衝撃的で、
失礼ですが「押切先生はこんな表現ができたのか！」と思ってしまいました。

私は押切先生の作品が大好きなので少し贔屓目もあるかもしれませんが、
とても続きが気になる作品です。

最初見かけた時は一発屋的な単行本なのかなと思いましたが、中身を見ると中々どうしてか緻密に出来。
ギャグなのかシリアスなのか曖昧なところが多いですが、そのお陰かギャグの回かと思わせておいてシリアスだったりと作品を際立たせているのも個人的には好きなところ。
ただ絵はあんまり期待出来ないです。好みがはっきり分かれる。
今後、主人公と過去との因縁に期待したい作品です。
逆に言ってしまえばそこを適当に扱ってしまうとこの作品はグダグダに・・・、まあそれはどんな漫画でも同じだと思いますが。