地理・政治の勉強に最適
★★★★★
世界各国の国境について、紛争があるところを網羅したわかりやすい本で、
高校生大学受験生から今からこういうことを勉強したい大人まで、
たいへんに役に立つ名著。陸続きの国境がない日本人には大いに勉強になる。
1テーマ(1国境?)2ページずつで、活字も大きく、青系の印刷なので見やすい。
左ページ一面に地図を採っているので大きく、わかりやすくなっている。
地図で特に注目なのは「決めたくても決められぬ!?サウジの国境」
「フランス最大の県は、なんと南米のギアナ!」など。
グルジアの地図では、ロシア側を茶色系、グルジア側を青色系と分けていてわかりやすい。
その他のテーマでは、「消えたユートピア、旧ユーゴスラビア連邦」
「中東の宗教モザイク国家、レバノン」
「アフリカの水不足MAP」などが特に注目。
この種の(国境説明本)の中では、最もわかりやすく、見やすく、
頭に入りやすく残りやすい本である。