作者は飯の種を見つけました。10年以上延々と表現方法を変えながらいつまでもおんなじ事を言い続けています。さて、それは書いている人が悪いのでしょうか？読者が悪いのでしょうか？出版社が悪いのでしょうか？答えは簡単なので書きませんが、そのような本です。さて打撃成績上位者、投手成績上位者の中に、手塚理論の選手は何人いるでしょうか？そんなに素晴らしい理論であれば、手塚理論のスーパースターって誰？広島の前田健太は明らかに傾倒していますが。

今回は技術書というより、タイトル通り様々な分野のトップアスリートたちのパフォーマンスの秘密を、クオ・メソッドの視点から可愛らしいイラストと対談形式で分かりやすく紹介していくという内容です。
思わずなるほど、と納得してしまう内容で、最近だと色んなスポーツを「あー、四肢でやってる」「この選手は骨盤から上手く動いてるね」などといった視点で見てしまいます。

実際にスポーツをやる人から指導する立場の人、観戦が趣味の人、あるいは子どもにスポーツをやらせたい人まで幅広い人にお勧めの一冊です。

ただ、当のクオ・メソッドのやり方についてはごく基礎的な事しか書かれていないので、実践したいという方は「骨盤力」も合わせて読んだ方が良いでしょう。

これまでの手塚氏の作品イメージとは違うと思います。
私は普通の草野球プレイヤーで、今まで本格的に体の使い方などを勉強してこなかったので、過去の本は本屋で見る限り難しそうでなかなか購入できませんでしたが、
今回は各アスリートの導入部分に漫画があったり、かわいらしいイメージのイラストもあり・・・
それで今回小学生の息子用に購入しましたが、子供にも十分理解できる内容です。
有名なアスリートの体の使い方を骨盤中心に解説してくれています。
息子がスポーツには共通の動きがあるという意識を感じてくれただけでも良し。
個人的には各スポーツの見方が少し変わりました。

また無料の携帯サイトでクオメソッドの動画が
観ることができるのでこれを息子とともにやってみようと思います。

大人はもちろんオススメはお子さんがいる方、親子で一緒に楽しめるのでは
ないでしょうか。

これを機に過去の手塚氏の作品も読んでみようかと思います。