まぁまぁ
★★★★☆
細かくいうと☆3.8ぐらいですかね。
僕はファンなのですが、今回は個人的には微妙だったので、いつもよりやや評価低めです。
良い点
・ステイルや土御門が活躍。カッコいい。もちろん上条も頑張るけどね。
・キャラ達やギャグパートが面白い。量も雰囲気を崩さない程度に。
・バトルが良い。
悪い点
・ラストの使徒十字への解決策が微妙・・せっかく3人頑張ったのにあんまり。
・これは9巻もだけど、魔術等の説明が長い。
・個人的に後日談でもう少し大覇星祭中を書いてほしかった。
9巻・10巻まとめてレビュー
★★★☆☆
エロ方面に特化したレビューを書く私としては看過できないので、いわせてもらう。
ブ ル マ は 死 ん だ の か―――
大覇星祭? 学園都市とローマ正教の確執?
は! そんなもの、吹寄がブルマ姿じゃないことに比べればクオークレベルに小さいことですよ。
短パンでは、表紙のインパクトが圧倒的に足りない!
↑
まあ戯言はそのくらいにしまして。
一番シビレタのはステイルの生き様です。インデックスは恋愛対象じゃない、といっている彼ですが、説得力なし! むしろオマエがヒーロー。上条は今のところ色んなヒロインにフラグ立てまくっている最中ですから、とてもインデックス一人に構っていられる状態ではありません。上条×インデックス派な皆様としては、テメエ(ステイル)はすっこんでろ!といいたいに違いなく。
ところで、挿絵の(特に戦闘シーンにおける)雑さは何とかならないものか。10巻P105(意味不明)とかP288(アザラシ?)とか、もうわけわかんねえよ! 文章を読まないと何をやっているのかわからない挿絵ってどうよ。普通逆では? 文章だけではちょっとわかりにくいトコロを挿絵が補助する、というならわかるが。
ギミックがきいている
★★★★★
姫神の十字架、子萌先生のたった一度の魔術知識など、”みんなが忘れていること”
を再利用するのがうまいなあ、と感心。
最後は毎回似たような展開になるけれど、戦闘のアイディアなどのこねたが毎回
こっていて、さらに感心。
最後のローラ・スチュアートの残虐非道っぷりにしびれました。
ラストがよいかも
★★★☆☆
学園都市に存在する全ての学校合同での体育祭「大覇星祭」。一般公開され、出入りのゆるくなった学園都市を利用して、謎の霊装『刺突杭剣』の取引が行われる、という情報で魔術師との抗争に巻き込まれた上条当麻。しかし、魔術師たちの目的は、霊装の取引ではなく、『使徒十字』という霊装を用いて、学園都市をローマ正教の傘下に置くことだった...
インデックスを巻き込まないようにしているため、置いてきぼりを食うインデックスと上条の間でラブラブモードが発動しつつあるところが、展開といえば展開でしょう。これだけ女の子との絡みが多いと、この先どうするんでしょう。ゲームなら、お好みの女の子とのハッピーエンドをどうぞ、というところですが...もう登場しないかと思われた人物まで復活させてるし、その辺は割りに細かいですね。「終章」でのトップ同士の戦いが割とよかったです。
都会の夜空は暗い
★★★☆☆
世の中を悪くしようと思っている人なんてきっといない。誰だって、よりよい世界をつくろうと思っているはずなんだ。それが人のためであれ、自分のためであれ…
学園都市に潜入したローマ正教の運び屋と上条、それぞれの正義の衝突。決着はいかに…。前巻からの続編です。
正義と正義の衝突というテーマから見ると、互いの正義が何によって立つのか、という内面の描写がちょっと弱かったかなぁ、という気も。特に、オリアナについては。最後の決着のつけ方も、悪対悪のような雰囲気になってしまって、一貫性を欠いてしまったようにも感じます。
しかし、まさにオリアナのように一度使ったアイデアは2度使わないように見える創作姿勢は素晴らしいと思います。