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ホロヴィッツ・オン・テレビジョン

価格: ¥1,890
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
Amazon.co.jpで確認
あの幻の映像を見た日から40年を経た今、音だけでもありありとあの時の感動を蘇らせる名盤 ★★★★★
1968年、当時まだ高校生だった私は、ある日NHKのクラシック特集でこのホロヴィッツのカーネギーホールライヴの映像を見た。その時の印象は、ピアノの教則本からはかけ離れた、指をまっすぐに伸ばして信じられないほどの速さで鍵盤を弾きまくる最円熟期のホロヴィッツの人間離れした演奏だった。まるでピアノの底をブチ破るような最強音から、トロイメライの吸い込まれるような最弱音まで、自由自在に弾きこなす彼の演奏に一目で惹きつけられた。特にショパンのバラードの1番からは、他のピアニストでは絶対に出せない音を聴く事が出来た。私はとにかく感動し、すぐにレコードを購入したが、毎日、余りにもそれを聴きすぎてしまい、雑音と音飛びがひどくなり、いつの間にか聴かなくなっていた。それから40年近くが経過し、その間、あの日の映像がテレビから流れる事は一度もなかった。そしてつい先日、アマゾンのネットでこの時のレコードがCDになっている事を知った。即決で購入した事は言うまでもない。JBLの大型モニタースピーカーから流れるあの頃聞いたままの音に、時間を忘れた。今後は、ぜひあの当時の映像を見てみたいと思う。
カルメンが素晴らしい ★★★★★
最後のビゼーのカルメンに感動した。アルバム随所でホロヴィッツの職人技を堪能することができる。怒涛の勢いで鍵盤から音が溶解したと思えば、剥離し飛散する。じきに音が合流し一気に濁流となって突進する。10本の指で弾いているとは到底信じられない。ピアニストといえば一般的に女性をイメージするだろう。果たしてそれは正しいのだろうか?ホロヴィッツの演奏は過去の偉大な作曲家が皆男性だったことを思い出させてくれる。時代の割には驚くほど音質がいい。最後にはホールが割れんばかりの万雷の拍手である。後追いではあるが歴史の証人となることができる絶対に聞いて損はない作品だ。
歓喜な演奏 ★★★★★
素晴らしい演奏。
当時テレビ出演での演奏は珍しく、編集出来ないにもかかわらずそれをやり遂げたホロヴィッツの度胸はたいしたものだ。

演奏は技巧的。特にショパンのポロネーズ5番、バラード1番が素晴らしい。
スピーディーな鍵盤さばきにもかかわらず圧倒的なパワー。爆音の一撃!

そしてラストのカルメン変奏曲。まさに超絶技巧の変態的な代名詞!

収録されている演奏はどれをとっても名人芸。古い録音にもかかわらず、さほど音質も悪くはない。

一曲目からラストまで一気に聴けてしまう。思わずこのCDに入り込んでしまう。
もっと曲数があっても良いと感じてしまう。

映像付きな作品がDVD等で再販売されないものか?
ファンならば強く願うハズ。