ミコの日本の心
★★★★★
洋楽色が強く純洋風のイメージが強い弘田三枝子ではあるが、「演歌は苦手だが日本民謡は大好き」だという。そんなミコが日本民謡にチャレンジしたのが本作である。
60年代には江利チエミ、ザ・ピーナッツ、そして寺内タケシといったポップス系のアーティストが日本民謡のアルバムを出すのが流行っていたが、このミコの日本民謡のアルバムは、思いのほかノリの良いアルバムである。バックの宮間利之とニューハードのジャジーな演奏も、充実している。
ミコにも「日本人の血と心」が流れていることを、痛感させられる、隠れた逸品である。今まで聴かず嫌いであったリスナーにも、日本民謡を見直す良い機会である。
バンチがいま一つ?
★★★★☆
弘田三枝子はジャズを歌っても小節と唸りが魅力的だと都はるみが言ってたとか、弘田民謡〜も少し唸ってパンチを利かせてくれるかと期待したが…?評価は大です。
絶妙なジャジーな日本民謡
★★★★★
ミコさんの本質的な部分な唄という部分で全てを
ご自分のものへと消化している。
テクニカルさと一生懸命さ加減そして
表現力がメリハリが利いていて他の民謡を唄われる人とは
一線をがしていて、そこには弘田三枝子ワールドという
凄いパワーと個性を感じる。オーケストラの
絡みも素晴らしいの一語