予備知識として押さえておくときに便利
★★★★☆
ファンタジーについて一枚イラストなどを描こうと思ったとき、どんな武器とかあったかなー。という時に役立ちました。
今はインターネットが復旧しているので、この本を索引のように使って気に入った武器についてはインターネットでさっと調べると言う点ではとても遣いやすかったです。
イラストも程よいぐらいでインスピレーションを刺激してくれます。何より用途が書いてあるのがありがたい。小さい剣だから護身用なのか、投げるナイフなのか、と言う点がわかりやすくなるのでイメージにつながってきます。
武器のサイズについては記載されていない(縮尺の目安となるものは記載されていない)ため、サイズなどが知りたいな。とおもっているひとにはお勧めできません。
伝説がもりだくさん
★★★☆☆
ヤマトタケルノミコトが使った草薙の剣からアーサー王が使ったエクスカリバーまで、洋の東西を問わず伝説の武器や防具を紹介しています。
封神演技の那侘太子が使う火炎槍などの紹介もあり。
さらには一寸法師の打出の小槌や孫悟空の如意棒の紹介もあります。
説明も一ページから二ページで簡単に述べているだけでそれほど詳しくはありません
ただ、バトルアックスとかレイピンとか、伝説でもなんでもなく、普通に用いられた武器の説明まで入っていたのはどうかと思います。
また、そうした武器の説明も不十分でしっかりしているとはいえませんから、不服も残ります。
それに伝説の「武器・防具」がよくわかる本という題名のワリには、武器が中心で防具の紹介も少ないですし
この辺からもどうにも中途半端との印象がぬぐえません
ただ、本の価格が安いですし、買いやすい本ですから
詳しく知る必要はまったくない、ファンタジーや歴史小説などでしばしば耳にする武器や防具についてのマメ知識を得たい
そういう人向けの本だと思います。
低価格なのが立派
★★★☆☆
本書では、他の方が書かれている通り、
RPGなどで目にする武器や防具について解説しています。
しかし、このシリーズの別の本と同じく、
このような内容に興味があればあるほど、
物足りなさを感じてしまうと思います。
取り上げている品目は、それなりに充実しています。
ただし、如何せん説明が簡潔に過ぎます。
価格と文庫ということを考えると、
これでも精一杯なのかもしれませんが、
少なくとも、このようなジャンルの別の本を
読んだことのある方には、お勧めできません。
とはいえ、この価格で、この内容は、本当に立派だと思います。
同様のジャンルの本を読んだことがなく、
軽く興味を持っているひとに、お勧めです。
そして、次は別の本を読んでみると、新しい発見があると思います。
有名どころの武器や防具をエピソード付きで紹介
★★★★☆
エクスカリバー、妖刀村正、 如意金箍棒、イージスの盾。実在するものから創作のものまで、RPGに出てくるような伝説の武器や防具が、エピソード付きで紹介されたカタログ的な本です。一つ一つのエピソードもエッセンスを知るにはちょうどいいくらいで、途中のイラストもきれいです。
舞台はギリシャ・ローマ神話からケルト・北欧神話、日本神話にアイヌ伝承、はたまた三国志演義や封神演義、西遊記まで。知らないもの多くて楽しめました。神話入門としてもいいかもしれません。
アニメ、ゲーム、神話が好きな人はすぐ手に入れるべし
★★★★★
非常に興味深いテーマを扱っていて、おもしろい。
書棚に1冊あると退屈しないのが、このシリーズの本だ。
どこかで聞いたことがあるようなモノっばかりが登場するラインナップは、神話好きからゲーマーまで幅広い読者をカバーしている。
そしてなにより、パッと手にとって、サラっと読めるのがいい。
文章は簡潔でわかりやすく、イラストも美しい。要するに、読むだけでなく見て楽しい本だ。
この値段でこのクオリティなら、買ってソンはしないだろう。