異色のバスケットボールマンガ第十五巻
★★★★☆
身長僅か149センチメートルの男子高校生が
(ガードとはいえ)主人公をつとめる上、
所属チームがひたすら負け続けると云う
異色のバスケットボールマンガ第十五巻。
超高校級の選手が登場するわけではないため
普通の高校生の生活や家庭の問題などが
丁寧に描かれている点において、作品世界に
しっかりとしたリアリティが感じられ好感が持てる。
同好会としての再スタートを切ろうとする、
主人公「空」たちの九頭龍高校男子バスケ部。
練習試合で勝たなければ後がない彼らは
横浜大栄高校との練習試合に挑む。
「空」の開始直後の連続スリーポイントによって
序盤まずはリードできた彼らだったが、
横浜大栄の個人技の連続によって
徐々に点差が開いていって・・・。