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社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)

価格: ¥693
カテゴリ: 新書
ブランド: PHP研究所
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雲を掴むような話 ★★★☆☆
『罪を憎んで人を憎まず』と同じように『病気は憎むけど病人は憎まず』の解釈で『引きこもり』を知れば、引きこもりの人を特別視しないはずです。

昔、ハンセン病や結核の患者を特別視していた頃と、人間の無知と愚かさは、何一つ変わっちゃいない事の証拠です。
結局何が言いたいの ★☆☆☆☆
ひきこもりという現象。これは問題です。しかしながらこの本は何を目指して書かれたのでしょうか。
ひきこもり問題の実態を社会に知らしめるためか。ひきこもりを治す指南のためなのか。
どちらも大切なことですし、たぶん本書でも触れられている部分なのですが、決定打にかけます。おそらくこれを書いている著者自身も暗雲の中、手探りで出口を探していた時期に書かれたものなんではないんでしょうか。そのような地道な活動を批判するつもりは毛頭ありませんし、それは大切なこと、正しいことなのです。しかしながら、定義論争をするつもりはありませんが、この本は単に筆者の仕事を啓蒙したいだけのために書かれたのではないかと思えてきます。
ただ、ひきこもりを糧にして飯を食ってる専門家なだけあってさすがの内容だとは思いますが。
ひきこもる心理 ★★★★☆
統合失調症等の精神病によらない、ひきこもりの精神病理についてと、家族や治療者がどのように接するべきかについて新たな切り口で書かれている。
信じてもらえない子が引きこもる ★★★☆☆
子供を信じられず、ひきこもらせる親。
親にさえ信じてもらえずすっかり自信を無くして引きこもる子供。
これがひきこもり原因だ。

人を愛するとは信じることだ。
ただその人がその人だから信じる、それが愛だ。

親から信じてもらって育った子は引きこもりには絶対ならないし、子供を信じている親は引きこもらせない。
引きこもり=無気力ではない。 ★★★☆☆
著者はひきこもりの専門医である。引きこもりとはという定義から始まり、引きこもりは病気といえるか、など語られていく。まず、引きこもり=無気力ではない、ということ。これは一般に誤解されがちなことで、私も本書を読むまではそう思いこんでいた。最後の引きこもりからの脱出過程でインターネットが役だっている箇所が興味深かった。最近では30代以降の引きこもりが増加する傾向にあり、これは就職難から来る理由も考えられる。いずれにせよ、他人に寄生して いるわけだから、両親が年老いていくと引きこもりにも、何らかの将来設計を立てねばならなくなる。この点に現時点では対応が難しいようだ。