社会風刺的要素
★★★★★
マニアネタ満載のかしみーるさん。
読者を置いてけぼりにするボケキャラの独走(しかもまともにツッコミを入れるキャラがいない)スタイルが最大の魅力なだけあって、細かい部分のネタには何度も読んで初めて気が付くようなことが多いです。
その、「わかる人」のためのネタの中には児童ポルノや同性愛に関する風刺的なネタも結構あります。
といっても、某掲示板群内において、冗談で常識とされているようなネタを、常識と信じ込んでいるかのように演じて書き込むのと同じように、ナオコサンという媒体が真顔で発言しても明らかに冗談だとわかるので鼻につくことはないです。
ところでこの二巻では、一巻が話題を呼んだために連載が固定化した(あくまで推測)のが原因かと察しますが、ある程度はこっち系の漫画のテンプレート的な展開を取り入れ始めています。
あの、いきあたりばったりな、各話の展開に何の統一性もない感じが、この漫画の「独走」性を生かせているように感じていたので、それが十分に発揮されなくなったら残念だなと思います。
ちなみに、ロリクロックは○本の3人と思われる幼女が雇われているようでした。
相変わらず面白い
★★★★☆
・・・んですが、画面が奇麗になって1巻の時の風情というか情緒(誤解を恐れずに言えば、あさりよしとお氏の漫画の様な。)が薄く?なった気が。トーンの印象が前面に来る感じ。
付属のCDは柏森氏の言語センス炸裂、「痛快脱力戦線NAOKOSAN」なナンバーです。
一聴して詞の内容が頭に入ってこないのはデフォですが、歌詞カードを改めて見るとそれだけで笑えます。曲のアップダウンに合わせた詞のかわしがゾクゾクする!コナミ万歳!w
LOLI CLOCK
★★★★★
LOLI CLOCK目当てで、1巻買ってないのに買いました。
で、LOLI CLOCKですが、幼女の動きが可愛かったですね。
木琴叩いてたり、中央でくるくる回ったり体操したり、本読んでたりとアクションが豊富なのがよかった。
ナオコサンの台詞も面白かった。
漫画の方も、1巻の内容知らなくても十分楽しめました。
おまけCD
★★★★☆
付録の主題歌NAOKO-THUNDER VERNIR U〜幼女期の終わり〜は前回と比べると破壊力は落ちたかなと思います。
しかし、ピコピコサウンドと投げやりな歌詞はかなり良くて、さすがMOSAIC.WAVさんといった感じです。
LOLICLOCK(ロリクロック)
★★★★★
初回限定生産版に付属する幼女時計アプリケーションLOLICLOCKですが、Mac版は
インテルMacのみ対応と書かれていますが、うちのeMac(OSX 10.5.5 1GHz PowerPC G4 メモリ1GB)に
ダメ元でインストールしてみた所、ナオコサンのメッセージ部分の表示が一部崩れる以外は問題なく動作し
ています。プロ幼女達の働きっぷりを眺めているのは楽しいですし、ナオコサンのメッセージも笑わせてくれます。