サンスクリットの基本も知らない状態で、言語の発祥や細かいことを知りたかった私には、内容がマッチしていませんでしたが、簡潔にさまざまな切り口からサンスクリットが掘り下げられており、良本なのではないかと感じます。
ただ、サンスクリット語そのものの文法などを有る程度知らないとサッパリ分からないので、私には理解不可能でしたが、内容は良いものだと思います。

言語・文化・学としてのサンスクリット総論。
っつっても、非常に簡潔に纏めている物ですが。

専門的な知識を求めると、いずれもが生半かである為、充たされないが。
それでも総論としては、よく纏まっているし、中々の佳書か、と。