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ストーリーメーカー 創作のための物語論 (アスキー新書 84)

価格: ¥790
カテゴリ: 新書
ブランド: アスキー・メディアワークス
Amazon.co.jpで確認
思想が偏りすぎている ★★☆☆☆
昔話から学ぶ物語の基本構造、などはとても参考になりました。

ただ、指南本としてはあまりに思想が偏りすぎている。

「最近の若いクリエイターはつげ義春も読んだことがないのか、と落胆した」
↑みたいなどうでもいいことが書いてある訳ですよ。文章は違うけど。

大塚氏が好きなモノを押し付けられる感じです。
「自分の教え子には、つげ義春の漫画の文章化を課題にしている」とか。すごくどうでもいい情報です。


なんというか、大塚氏は「純文学作家になりたかったエンタメ作家」ってな人だと思うんですよ。
この指南本を読んでいても、純文学作家に憧れる思いがひしひしと伝わってきます。
普通の娯楽小説を下に見ている感があり、少しイライラさせられる。小説の指南本なのに。


他の小説論本を読んだことがない人はやめておいた方がいいかもしれません。大塚氏の思想の影響を多分に受けてしまう可能性があります。

最初に読む小説論本は、
ディーン・R・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」
ニール・D・ヒックスの「ハリウッド脚本術」
冲方丁の「冲方丁のライトノベルの書き方」
新井一の「シナリオの基礎技術」

このあたりをお勧めします。特にクーンツの本はお勧めです。
仏作って魂入れず ★☆☆☆☆
まったく話が書けない人ならこのとおりやれば形にはなるかな。

しかし面白い話、優れた脚本となるとそれはまた別の話・・・


例に何度も出されている「スターウォーズ」、ストーリーの面白い映画でした?
私は映像とビジュアル設定と音楽に優れた映画であり、内容は凡庸であったと思う。
それでも「スターウォーズ」が大ヒットしたのはSFは売れないと言われたあの時代に
あのビジュアルを創ったルーカスの魂の勝利だと思う。

同じく例に出されている宮崎作品、「ポニョ」や「千と千尋の神隠し」も同じ。
描きたいシーンを決めて、そこを肝にして前から順番に後先考えずにコンテを描く事で知られる宮崎監督作品を
同じ作りであると言われても説得力がないと思う。
「ポニョ」も「千と千尋の神隠し」もビジュアルの洪水のような面白さの映画でしょう。

起承転結すらできてないのに面白い話ってありますよね。
それを言っちゃお終いかもしれないが・・・公式はすべてじゃない。
この本で学べたのはそこですね。反面教師です。
実際この本で語られる公式そのものもつまらないし
読み物としても面白いのは前半だけです。

それはきっと創作の一番肝心の部分が欠けているからのように思うのです。
神話から見る物語の作り方 ★★★★☆
 機械的に小説がかけるようになるための技法を伝授するための本です。

 その方法として、神話の共通項をあげ、その共通項に基づいてストーリーを書いていけばどんな人でもおもしろい小説がかけてしまうというもの。

 いわゆる、ハリウッドでの脚本術なのですが、その方法をわかりやすく書かれています。

 この本を読めば、スターウォーズや崖の下のポニョまで、ストーリーの共通項がわかります。

 小説を書いてみたい人にお勧めの本。

 どうしておもしろい小説に共通項があるのか、それは、人が成長する過程、そして死を迎えるまでの心理にそぐうもの、要するに、成長と死は誰にでも共通する関心事といえるのかもしれません。
自動的に物語を作る方法 ★★★★☆
物語のプロット(構成)フレームワークに落とし込むという考え方は面白く思いました。

MBAのコンサルタントが、数々のツールを使って経営という物語を紡ぐことが出来るのなら、物語もツールを使ってつくれるかも知れない。

このツールがこの本で紹介するストーリーメーカーです。
Q1〜30の質問に答えるだけで、プロットがつくれてしまうのは驚きでした。
本当に、なんとか読めるレベルになります。

ただし、一部にグロテスクな挿絵があるので、会わない人もいると思います。
いまいちです ★☆☆☆☆
私には合いませんでした。
ほんの少し宮崎アニメの行って帰るとかのお話は興味深いものが
あったものの、他の部分は、言い回しがわかりにくく、引用ばかりの
印象を受けました。
これを読んでも、物語が作りたい気分にはなりませんでした。
30の質問に答えて、自分の物語を作る部分も、例文と答え合わせが
載ってるのですが、この例文がこれまた平凡な日常生活が載っていて
興味を持てませんでした。