現代詩人失格2
★☆☆☆☆
野村は試論もものするが、生半可な文学理論を使うので、読んでるこちらが恥ずかしくなってしまう。野村が文学理論を文学史もまったく理解していなければ応用もできないことは一読して誰にも明らかなので、野村本人だけが赤恥をかいているわけだが、誰か本人に注意してやれよ。
実作の方も試論に劣らず、現代日本では最底辺の部類でしかない。こんなものを現代詩でございと提出されても、日本文学史も文壇も読者ももだえ苦しむしかない。
とほほほのほ、と言うしかない情けない作家である。
本人の自覚を促すしかないのだが、大衆消費社会の厚い層のおかげで、なんとか生き延びようと努力はしているのだが、その努力が全然実らないひとなのだ。
要するに才能マイナス100点。