すっきりとした解説で読みやすいです。

最初から読み始めるのもいいけれど、

作曲家別に解説されているので

辞書的に利用するのにも便利な本だと思います。

CDはおいしいとこだけをかいつまんで編集されているので

簡単にクラシックの聴きどころを知れるのはよいと思います。

読んでいておもしろい。Ｎ響オーボエの茂木大輔さんの選曲したCDがおまけとして付いていたが、結構よい。なぜか茂木さんが書いた本と思いきや、飯尾さんでした。どっちでもいいが、文才はありますね。自分にとって、クラッシックのCDを、作曲家のどのCDを聞いたらよいのか、わからない時の参考になりましたね。クラッシックも奥が広くて、曲目解説書はあまたありそうですが、本屋で見つけた最高傑作です。なぜ？だって読みやすいし、ブラームス　マーラー　ブルックナーはたして自分の性格がどっち向いているのか？までアドバイスしてくれる本です。ちなみに自分はブラームス派でした。あなたはどうでしょうかね。
さて、作曲家でのっていないものがありますね。希少な方でしょうね。ピアノソロだから交響曲じゃないからでしょうか。ドミニコ・スカルラッティです。ミケランジェリが弾いてました。
さて何度もいいますが、この本はクラッシック初心者のための本です。有名な曲、代表曲を取り上げていますので、造詣の深い方はな〜んだって思うでしょうね。これと「クラッシックの名盤」があればgoodですね。

（；'Д｀）ハｱハア 　

Ｓ級
バッハ　ベートーヴェン
Ａ級
チャイコフスキー　ドヴォルザーク　モーツァルト　リスト　ワーグナー
Ｂ級
シューベルト　ショパン　ショスタコーヴィチ　ストラヴィンスキー　
ドビュッシー　ハイドン　バルトーク　ビゼー　プッチーニ
ブラームス　ブルックナー　プロコフィエフ　ベルリオーズ　　
ラヴェル　ラフマニノフ
Ｃ級
ヴィヴァルディ　ヴェルディ　エルガー　グリーグ　サン＝サーンス
シベリウス　シューマン　リヒャルト・シュトラウス　ヒンデミット　ヘンデル
Ｄ級
ヴォーン・ウィリアムズ　コダーイ　サティ　シェーンベルク
スクリャービン　スメタナ　ハチャトゥリアン　プーランク　ブリテン
ベルク　マクダウェル　ヤナーチェク　ロッシーニ
Ｅ級
アルカン　ヴィラ＝ロボス　ウェーバー　カリンニコフ
椎名林檎　シュトックハウゼン　スーザ　フォーレ　フランク
ムソルグスキー　メシアン　リャードフ　リムスキー＝コルサコフ　
Ｆ級
アンダーソン　オルフ　ガーシュウィン　グノー　クライスラー
ケテルビー　サラサーテ　シュトラウス2世　武満徹　デュカス
ニールセン　バーバー　パガニーニ　ホルスト　ボロディン
レスピーギ　ロドリーゴ 　マーラー　メンデルスゾーン

この作曲者ってどんな人だっけ？そう思ったとき手軽に見れる本です。
その作曲者の基本的な説明とお勧め曲（８曲ほどサンプルあり）、そして肖像画付で分かりやすかったです。豆知識もあって面白いですよ。
クラシックの上級者には物足りないものかもしれませんが、初心者にはうってつけだと思います。ぜひ見てください。
あと、裏にＣＤがついているのですが、これ入れたままだと背表紙のあたりが曲げれなくて読みにくいです。まぁ、とればいいんですけどね。

結構クラシックは聴いている方ですが、作曲者については以外と知らないことばかりでしたのでこの本は楽しめました。
また途中で挟み込まれているコラムでは、コンサートでのマナー（あるいは対処方法）は納得のいくことばかりでした。拍手は周りの様子に合わせてなど（もしみんなが実行すれば、演奏後誰も拍手しないんだろうな・・・などと思いました）。
CDもついてこの価格でしかも内容は濃く、多岐にわたっています。とても良い本＆CDだと思います。