Hello I Must Be Going
価格: ¥1,073
If you are considering divorcing a rock star, let Hello, I Must Be Going! serve as fair warning of what you're likely to face once the papers have been signed and the settlements made. Collins got the last word on sundering his relationship with first wife Jill (he actually addresses her by name on the album!), and managed to deliver it to millions of homes via this album, which contains one blistering diatribe after another: "I Don't Care Anymore," "I Cannot Believe It's True," "Do You Know, Do You Care?," and "It Don't Matter to Me." The mood is tempered a bit by a lively remake of the Supremes' "You Can't Hurry Love" and "Like China," a sprightly rocker celebrating new love. Yet as listenable and engaging as it is, Hello, I Must Be Going! has to be regarded as one of the angriest albums in mainstream rock history. Great stuff, when you're in the mood for that sort of thing. --Daniel Durchholz
開花
★★★★★
1982年発表。収録曲の中ではいかした一人芝居PVの"You Can't Hurry Love"があまりにも有名ですが,アルバム全体を通してEarth, Wind & Fireからお借りしたThe Phenix Hornsのパンチが効いたメロディアスなR&Bが目白押し。その後の80年代に怒濤の躍進を遂げるポップスターの才能開花を感じさせるアルバムです。
エンターテイナー・フィル・コリンズの確立
★★★★★
1982年5・6月、オールド・クロフト、ザ・ファーム、CBSにて録音。フィル・コリンズのソロ第二弾。パーソナルにはギターのダリル・ステューマー他おなじみのメンバーが並ぶ。前作Face Value (夜の囁き) (1981年)で全英1位・全米7位を獲得し、続く本作も全英2位・全米8位を獲得している。
この前後のフィル・コリンズの活動を簡単に列記してみると、まずジェネシスとして1982年9月、イギリスのミルトン・ケインズ・ボウルズにてピーター・ガブリエルとスティーヴ・ハケットも加わり一夜限りの『ジェネシス復活』を実現、6万人を動員している。その後あのレッド・ツェッペリンのロバート・プラントに請われてソロ・アルバムに参加、かと思えばアバのリード・ボーカルの一人フリーダのソロ・アルバムにも参加と、裾野の驚異的な広さと交友関係の圧倒的な広さを感じさせる活動に邁進していた。その中でのこのセカンド・ソロであるからして予想どおりにすばらしいのである。
どれもすばらしいのだが、やはり『You Can't Hurry Love』が光っている。自身のエンターテイナーとしての(ドラマーとしては超通好みでありながら、ボーカルとしては非常にポップというある意味音楽的二重人格という希有なエンターテイナー)確立を象徴する一曲だと思える。何しろ最近時々無性にフィル・コリンズの元気なボーカルが聴きたくて仕方なくなるのだが、その時に最も聴いてしまうのが本作だ。
マジ泣きした曲。。。
★★★★★
およそ、10年ぶりぐらいに、聴いたCD。。。感動!
ずいぶん昔に、カセットテープが伸びてしまい、長い間、そのまま放っておいてしまって、ほとんど 忘れかけていた作品の一つ。。。
世間での評価を見ると、
Phil Colinsの作品の中では、イマイチな評価なのですが、
自分の中では、捨て曲なしの、素晴らしい作品の一つだと思っています。。。
特に、
8: Don't Let Him Steal Your Heart Away
は、昔、マジ泣きしてしまった程、ハマって聴いた曲♪
他に、お奨めの曲は、
3: Like China
6: It Don't Matter Me
過渡期の佳作
★★★☆☆
フィル・コリンズと言えば80年代の大ヒットメーカーとして、当時を知ってる人なら誰もが一度は曲を耳にしたことがあるだろう。
本家ジェネシスが「インビジブル タッチ」で大ブレイクする前後に彼のネームバリューは一躍ワールドワイドに飛び火していくことになるのだが、この作品はその時期の少し前、まだ洋楽ファンの間だけで有名だった頃のものである。前作「夜の囁き」や次作「ノージャケットリクワイアード」に比べると地味な印象の作品だが、この作品では曲そのもの以上にプレイヤーとしての彼の手腕を楽しめる作品になっている。
本家ジェネシスがバンド名義のタイトルを発表する前にはマイクもトニーもどこか実験的かつお遊び的な要素の濃い作品を発表していたが、それと比較すれば、フィルも当時すでに相当な名声を得ていたとはいえ、二人の動きにあわせるように、実験的な作品を創る意志があったのかもしれない。(とはいえ二人に先駆けて「アバカブ」以来最初にソロを発表したのはフィルだったのだが)
その、どこかファジーでフレキシブルな作品創りが功を奏したのか、バンド名義のジェネシス新作は今までに無い高い完成度を誇って私たちの前に姿を現した。傑作アルバム「ジェネシス」の誕生である。
そしてこの作品を契機として、ジェネシス本体も、ソロ活動も、奇跡的と言えるほどのめざましい活躍を見せていく。そんな重要なひとつの布石として、フィルのこのアルバムが生まれたのだと私はそう思っている。
商業的爆発の準備期間
★★★★★
ヒット曲作りの巧妙さが顕著になるのはこのアルバムのあと。ソウル、リズム&ブルーズを巧みに取り込む手法はこのアルバムですでに実践。
曲はメロディックなものが多いが、全体の完成度は下がる
10点中6点