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Gris-Gris

価格: ¥1,327
カテゴリ: CD
ブランド: Atlantic UK
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Covered in a variegated spray of New Orleans Mardi Gras feathers and shiny voodoo baubles, Mac Rebennack's highly personal mythology was finally made real on this 1968 album. This was his first appearance made under the new guise of Dr John Creaux, The Night Tripper. Before then, he'd been a pivotal figure on the Crescent City R&B circuit. Afterwards, he became one of its most significant blues ambassadors. This album is a classic of the admittedly specialist psychedelic swamp-gumbo genre, boasting at least four tracks that have become cult favourites. "Gris-Gris Gumbo Ya-Ya", "Mama Roux", "Jump Sturdy" and "I Walk On Guilded Splinters" each have their own delicate mixtures of catchy chorus and weird spatial sound effects, with radical stereo separation, intensely croaking, close-quarter vocals from the Doctor, pneumatic keyboard riffs, pinprick electric guitar and booming, thick-skinned Afro-Caribbean percussion. The album still stands at its original 33-minute length, with no bonus cuts unearthed, but its high density more than compensates for any brevity. --Martin Longley
ヴードゥー・サイケデリック・ブルース ★★★★★
 陽気に騒ぎまくるマルディ・グラが催されている表通りからちょっと裏路地に迷い込んだ時に味わうのは、このような気分でしょうか。後の白人によるワールド・ミュージックを拝借したような解釈とも、インドに嵌ったジョージ・ハリスンの生真面目さとも違う、ぶっとんだ素肌感覚です。マルディ・グラ・インディアンの祈るようなコーラスやブラジルやゴスペルを思わせるコーラス、カリブからやってきたようなパーカションのうねるようなリズム、アンデスやケイジャンを思わせるようなマンドリン、サイケで時には耳が悪酔いするようなアレンジ、そしてとてもブルージーで味わい深いドクター・ジョンのダミ声。1968年という時代でも珍しい音だけれども、この時でなければ出来なかった音です。後のドクター・ジョンは親しまれやすいニュー・オーリンズのR&Bの継承者に位置づけられるわけですが、このアルバムは今となってはやることのないだろう取っ付きにくさです。民俗的なプログレ風の長い曲で微睡んだら、Mama RouxやJump Sturdyのようなポップな曲の意外なかっこよさに惹かれたりと、結構病み付きになる素晴らしい怪作です。
ナマのニューオリンズ ★★★★☆
■バラカン氏が挙げる、68年の奇妙な3枚のレコードの1枚(ちなみにその他はTheBandのMusicFromBigPinkとVanMorrisonのAstralWeek)。DrJohnのデビューアルバム。

■あの軽快なピアノがうれしいGumboや昨今のジャズっぽいものを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。全編ドロドロした呪術的な音で占められている。あぁそうか、伝説の呪術師「ドクタージョン」をイメージしたアルバムなんだ、といまさらながらに気付かされる。

■このディープさがナマのニューオリンズなんだろうな、本当のヴードゥー社会を垣間見ることの出来る時間だ。