傷つきやすかった思春期に、キリスト教を題材にした本を良く読んでいました。小説として、お釈迦様の本が沢山出ていたらそっちも読んだと思うのですが、キリスト教をテーマにした小説は、とっつき易く、愛をテーマにしてあったので、辛い時は癒される為に読んでいました。

この本の内容は一人の女性の手記なのですが、思春期に感じていた事が走馬灯のように思い出として溢れてきたりしました。
それでも強く生きる・神様と人との繋がりとか、祝福ってなんだろう？忘れていた事を沢山思い出しました。辛かった時、悲しかった時、癒されていたキリスト様やマリア様の祝福を小説から間接的に受け取っていた事を思い出しました。

傷つき易く、でも強かった思春期の気持ちに戻れました。

私自身は、キリスト教の信者ではないですが、どんな宗教の祖も、言いたいことは一つなのではないか・・といつも思っています。著者が受取っているキリスト様・マリア様の「愛」をしっかり感じる事が出来ました。彼女を通じて、読み手にメッセージを送って下さっているのでは？と思いました。

「マリアエネルギー」という本で、聖母マリアの本当の優しさを知りました。
この「マリア・コード」では、聖母マリアとの精神的なつながりをもつ著者が、自ら共鳴しながら力強く生きる様や、
不思議な秘号（コード）を通して導かれた芸術作品の数々に、マリアの想いもしっかりと宿っていることを知りました。
この本を読んで、秘号（コード）を紐解くうちに、マリアと著者と作品が、まるで調和のとれた、ひとつの和音（コード）のようになって、心に響いてきます。
絵本「宇津保物語」の著者が、混沌とした現代に生きる私たちに問いかける、スピリチュアル絵巻「マリア・グラチア・縷衣香」物語です。

私自身も「導かれる」という言霊を口に多く出していた頃、このマリア・コードという本に出合いました。私がこの本の存在を始めて知ったのは友人の口からでした。その後、数日中に本を手にし、その数日中に著者ご本人とお会いする事が出来ました。本の内容とも重なる「啓示」そのモノではないかと感じました。
私たち誰もが普通に暮らす中で、天からの導きは常にある！と確信した頃に出合った本ですから、食い入るように読みふけりました。私たちは幸せになるために今というときを選んで生まれてきた。そう硬く信じている私に、この本は勇気と承認をくれました。
失敗も成功も後からもたらされる結果であり、今を自分の心に偽り無い行為と共に、どのように生きるかに、未来が託されている！簡単ではないかもしれません。楽しい事ばかりじゃないかもしれません。それでも今、自分に出来る事は、自分にしか出来ない事である。という強いメッセージをこの本から頂けた。
縷衣香さん自信の体験ではありますが、自分の人生とも重なる部分もあり、自分の幸せも幸せとは言いがたい事も、シェアできる素敵な世の中になるであろうという「結果」が、この本を通じて私には感じられました。
そして「今」だからまだ間に合う！今でも導きは私たち万人に降り注がれている！それに気付けて、行動を起こした人から、幸せの和が広がる。そう確信いたしました。
どうかこの本の素敵なメッセージが、多くの人に伝わりますように・・・

神秘体験を扱った本はよく読むが、これほどの秘号、奇跡をさらりと書いてあるものは始めて見た。
なんと言う祝福だろうか。
またその実生活での多才さ、広範囲の国際的活動に驚嘆する。
「人に与えれば与えるほど、天はそれを評価して、その奉仕に相応なギフトである天分を降らせてくれる」とその源泉について記述されているが、その実践がすごい。
読み進むたび、、祝福、奇跡は、生活の中での実践にこそあるのだと思わずにいられない。
日本にもこんなに輝いて生きている人がいたのかと、とてもピュアな気持ちになった。

　「宇津保物語」を書いた方が新しい本を出したと知って本屋に行きました。「マリア・コード」の写真がとても強く目に入りました。絵本と違って感じもあったのですが、やはり著者は同じでした。作者の方のこともわかってよかったのですが、精神的なバックボーンも伺い知ることができました。ページをめくって見ると見たこともないきれいなものが輝いて見えました。魂が魂に呼びかけているのでしょうか？こんな風に生きている人が本当に居るのですね。でも、なんだかとても嬉しくなりました。生きてることの幸せについて考えました。お金や家や車を持っていなくても、人間は豊かなんですね。心のあり方なのですね。少し自由になりました。