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ピーター・パンとウェンディ (福音館古典童話シリーズ (5))

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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本物は抜群におもしろい、でも子供に読み聞かせるのにちょっとためらう ★★★★★
小2の娘に読み聞かせの本を選ばせるとマンガばかり持ってくるので、この本の読み聞かせたところ、もう大喜び、「今日はここまで」というと「えー!もっと」と泣いて頼むので大変。でもピーターが子供を「まびく」とか「海賊を何トンも殺す」とかティンカー・ベルがウェンディを殺そうとするとか怖い話が出来るし、娘は「ウェンディのお父さんがいかにちっぽけな男か」とか変なことをおもしろがるしで、小さい子供に読み聞かせるにはためらってしまう本です。この物語のテーマが「父親と母親の不在」であるような気もするし。でも矢張り原作とディズニー等の作り替え話の間には、おもしろさに雲泥の差があり、「子供にも本物を与えるのが大切」と自分に言い聞かせています。(本当は自分が楽しんでいるのですが。)外国文学の児童向け翻訳はやっぱり福音館書店が一番!ピーター・パンでもハイジでもレ・ミゼラブルでも、大人も子供も本物の良さを楽しめます。
元祖ピーターパン ★★★★★
 忠実に原作を訳した本です。
 著者があとがきで述べているとおり、本来は「大人のために」書いた作品だそうです。
 読んでみると、なるほど、大人向けの作品でした。
 ウェンディのお母さんの心の中、ピーターが大人になれない理由・・・。
 それらはすべて、大人でないとわからない内容となっています。
 この作品を児童文学に無理に入れる必要性は感じませんし、ディズニーの、おもしろおかしい『ピーターパン』も世間の誤解を招いていると思います。
 むしろ、18禁にしてもいいくらいの、大人のための心表われる傑作。