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悪魔くん (ちくま文庫)

価格: ¥735
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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一般向け悪魔くん ★★★☆☆
実写ドラマのタイアップとして、週刊少年マガジンに連載されたバージョンの悪魔くん。
ベースとなる貸本版や千年王国とは設定などが大きく違うものの、
後に展開されるテレビアニメ版にも大きく影響を与えた作品。
見どころは多いが、最後の三コマくらいで唐突にサクっと終わってしまうのは残念。
少年と悪魔との駆け引きを期待していたのに ★★☆☆☆
NHKのドラマ「ゲゲゲの女房」に触発されて、「悪魔くん」を読んでみたくなった。だが「悪魔くん」にはいくつか種類がある。同じちくま文庫の「悪魔くん千年王国」は、水木しげるが最初に書いたオリジナルに限りなく近いもので、本書はTV放送向けにリライトされたものらしい。
”悪魔くん”の異名を持つ少年が、悪魔の助けを借りて、良き目的を達成しようとする…というモチーフは共通である。だが、オリジナル版は理想の千年王国を実現しようとするのに対し、本書TVリライト版は悪い妖怪を退治するという、事実上全く別の話になっている。いろいろ事情はあるのだろうが、全く別の話が同じ「悪魔くん」のタイトルで出されているのは、知らない人間にとっては実にややこしい。何とかならないのだろうか。

前置きが長くなったが、本書は期待外れだった。何と言っても、主人公の真吾くんに、”悪魔くん”の名に見合うだけのインパクトが、カケラもないのがいただけない。能力的に普通の少年なのはかまわない。だがキャラクター的には、もっと個性や存在感がほしいと思う。悪魔メフィストと妖怪との戦いが話の中心なのも、真吾くんのただでさえ薄い存在感を、輪をかけて薄めてしまった。なかなか腰を上げようとしないメフィストを、真吾くんがいかに動かすかという、2人の駆け引きをもっと前面に打ち出してほしかった。その種の話を期待していたのに、残念に思う。
動画サイトで、TV実写版の「悪魔くん」をチラリと見た。全体的な作りはチャチだが、真吾くんとメフィストのキャラが立っているのと、2人のコミカルなやりとりが楽しく描かれているのは、本書よりもずっと良いと思った。
悪魔くんと大冒険の旅へ! ★★★★★
大天才児悪魔くんとメフィストの繰り広げられる、最大の戦いは必読! ハラハラドキドキの戦いが君を待っている!
使徒は出てこない ★★★★☆
小学生の頃(二十数年前???)にアニメで「悪魔くん」を見た記憶がおぼろげながらあります
確か色々な使徒(味方)が出てきたはずです
しかし、本作では基本的に使徒は出てきません
味方の悪魔はメフィストのみが基本
一応、百目の息子は出てきます

敵は妖怪というより、怪獣・怪人といった趣だった

6本の話を収録

最初の設定では、悪魔くんが世界を一つの国家にし、天国を地球上に作るとのふれこみだった
しかし、怪獣・怪人とのバトルにがメインになり、その設定はどこかへいってしまった

本作も水木氏独特のユーモアとペーソス溢れる雰囲気で、面白かった
読み応え抜群。 ★★★★★

作品自体は、少年とそれに操られる悪魔が、
悪い妖怪に追いかけられる、、、たちむかてっていく、
だまされるお話で、友達やその家族、首都東京をも巻き込んだ、
大妖怪活劇です。

ただ、悪者を一方的にやっつけるお話というヒーロー視点だけじゃなく、
いろんな視点からストーリーが描かれているのが面白いです。

悪魔のやる気の無さみてると、すぐオカリナ吹きたくなってしまいます。

1000ページに2作品(といっても連載形式です)のボリュームは
読み応え満点。原作をはじめて読む私みたいなのにとって、
本書はぴったりだったといえます。