少女、銀河が、「あたい、天子様のお嫁さんになる」と言って、「三食、昼寝つきの楽しいところと思い妃候補に志願する。ライバルたちの戦い、迫る反乱軍の攻撃
第1回ファンタジーノベル大賞作品を原作にして、宮崎アニメ風のキャラクターが活躍する中国活劇。

以前より妻が観たいと言っていた「雲のように風のように」。
母の日のカーネーション代わりに渡せたＤＶＤを一緒に観ていたが、子供たちが小さかった頃を想い出す。
当時はＴＶで放映されたものをＶＣＤに録画してテープが擦り切れるほど子供達と観ていたので、内容や会話まで鮮明な記憶として残っていた。
銀河の自由奔放で思うままに生きる姿を観ながら「大人には出来ない生き方だなぁ」と当時は思っていたが、
今改めて観ると、乱世に生きた人間と安定した現代を生きられる我々では・・・どちらの時代に魅力が有るか？と考えさせられる。
子供だましという言葉が有るが、この作品は十数年経った今でも観る者を引き付ける魅力が有り色褪せない。
それだけストーリーがしっかりしていると言う事なのだろう。
既に子供達は自立し別居しているが、全員が揃う事が有ったら今一度一緒に観たいと思う逸品である。

雲のように風のように駆け抜けた田舎少女のサクセスストーリーです、昔の後宮はこんな感じだったのかなーと伺えます、しかしストーリーが最後ちょっぴり悲しかったです。

小学生の頃に放映されて、テレビに釘付けになって見ていた作品です。当時はジブリ作品だとばかり思っていました。
とにかく見ていて清々しく、ハツラツとした主人公・銀河から力を貰える作品です。
銀河の周りの友達もとてもアツく、友情の大切さを改めて実感させられます。
物語の終盤の展開は辛すぎて、子供心に泣いた記憶がありますが、力強く生き抜いた銀河から、学ぶことがとても多い作品でした。
本当にオススメの作品です。

ハッピーエンドではないのですが、一生懸命な主人公銀河に共感を覚えます。
後半の銀河の表情の変化も、自然に描かれています。
主題歌も素敵な曲です。
原作「後宮小説」も合わせて読まれると、はまりますよ！！