色あせない名作
★★★★★
収録作品の中、特に目を引いたのが「征地球論」である。
地球外生命体から見た地球人社会の矛盾。
地球人は自己破壊を好んで行っているのか?
平等さと不平等さという理想への大きな違いとは?
まるで作者が宇宙人の目で見ているような
錯覚さを覚えるほどの観察眼は正直恐れ入った。
大人のためのドラえもん
★★★★★
大人が読むドラえもんのようなもの。
特に「僕の悪行」はエッチなシーンが具体的に描かれている。
神様の視点から何度も検証される人類の歴史と生物としての資質
★★★★★
収録作
「ぼくは神様」
「征地球論」
「求む! 求める人」
「旅人還る」
「ぼくの悪行」
「考える足」
「白亜荘二泊三日」
「ベソとこたつと宇宙船」
中公文庫版「藤子・F・不二雄SF短編集」(全4巻)の最終巻。解説は米沢嘉博。