ショックを受けて倒れそうになるキーチに大事な言葉を言い残して哲ちゃんは去っていく。桃ちゃんは自分のためにキーチを抱きしめ、古い知り合いを訪ねることしかできない…。 泥臭くも魅力的なホームレス達。キーチの突出した能力も芽生え初める。両親の死を受け入れるキーワードとなる言葉が出てくる第3巻は静かだが深い味わいのある佳作だ。