色々動く三巻
★★★★★
主要キャラや新キャラが入り混じって話が進みます。ピーベリとアシュヒトの思惑やもう一人の主人公ジョン・ドゥとの因縁やら人造人間の組織登場などかなり面白かった。
ヒューリーの仇討ちなどピーベリーのジャックを解き放つシーンやら色々印象的な場面が多かったです
彼女の活躍を期待(笑)だけどあくまで後方支援で直接戦闘は絶対無しの方向で(笑)
★★★★★
3巻は作者が、出し惜しみせずに主人公の敵役(8人中4人)をホイホイと出演させたセンスがテンポ良くて実にイイ。個人的には本当に面白くて、一度読み終わった後に4回連続で読み返すほど面白かった(5回連続です)。
しかし、和月ファンとしては、やはりダメ出しせずにはいられない(笑)。
ネタバレですが、泥ヒバリ達が残念な事になってしまう絵を作者自身が、”胸にしこりが色々と残る、ウーン”って、オイ、そりゃぁ作者和月が直接描写しすぎるからだろ(笑)。この作者は、前々から漫画と玩具オタクだなとは思っていましたが、チョットいい加減、小説とか色々と法律・規制が厳しくて間接的表現でしか残酷性(と血)を再現できないアメリカドラマとか映画(今時の)、もしくはネオジオ好きだった作者だったら360のアメリカ製ゲームを研究して勉強した方が良いぞ(笑)。
物語の盛りあげ方とか魅力的なキャラクターを生み出す能力を持っているのに非常に残念。
ズハリSA社よりSG社とかK社の編集部に移籍した方が、本当はイイかもよ(笑)。とは言っても、”敵の女幹部ってイイと思いません”には、激しく同意(笑)。もっと彼女の活躍を期待(笑)、だけどあくまで後方支援で、直接戦闘は絶対無しの方向で(笑)。
という事で、”基本的に面倒見のイイ田舎の兄ちゃん”ファンな自分は当然☆5です。
舞台は倫敦へ!
★★★★★
第2巻で活躍したアシュヒトとエルム、第1巻で活躍したDr.ピーベリーとヒューリーがいよいよロンドンに到着します。
アシュヒトは人造人間であるエルムを人間に戻すため、
Dr.ピーベリーは究極の8体の人造人間を破壊するため、それぞれ暗躍を始めます。
ところが、ロンドンでは「切り裂きジャック」の凶行が噂になっています。
貧民窟イーストエンドでエルムちゃんとヒューリーが人助けのため行動しますが、そこにはかつてヒューリーが守りきれずに亡くしてしまったヴァイオレットと瓜二つの少女の姿が?!
究極の8体の内の一人エルムとそれを壊すべく生み出されたヒューリーの共闘が始まります。
霧のロンドンで、運命は彼らの行く先をどう照らし出すのか?!
切り裂きジャックはどう関わってくるのか?!
・・・などなど先が楽しみな、運命が大きく動く第3巻です。
切り裂きジャック編はじまる
★★★★★
前の巻で登場したヒューリー達とエルム達が出会います。
そして共同して一つの事件に関わる事になるのですが・・・
ロンドンに到着し、登場人物が少しずつ登場する事で、
少しずつ話しの輪郭がおぼろげながら、見えてくるようになりました。
しかし相変わらず悲惨な話しですね・・・(;'Д`)