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いじめ―見えない悪意 (ちゃおフラワーコミックス)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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いじめではなくスクールホラーだ。 ★☆☆☆☆
この作者はどれだけいじめの本質を見抜いて描いてるのだろうか、その疑惑は今回増増深まりました。
なんだこれ、此の目的は「少年犯罪事例」の掲示ではなく「いじめの撲滅」じゃなかったのか?
今の学校では同級生や下級生の殺害は日常茶飯事だとでも思ってるのか?もしこれが真実だったら、こんな世の中やっとれんわ!
この漫画、五、六作のオムニバスで成り立っているが、全てがファンタスティックというか非現実的でした。毎回一人は死ぬんですよ!あっしだって生徒を悼める会なぞに立ち会ったのは一回きり(いじめでは無く事故死)なんだぞ!
自殺サイトの話など、読んでいる内にこの本のタイトルを忘れちまったわい。こんなのいじめでは無い、単なるスクールホラーだ!
いじめ撃滅の参考書にもなりません、こんなの見せたら自殺者が増ばかり。
メッセージビデオの話はホロッときたが、あんなやつ今の日本には居らん!

P.S.
これはいじめ経験者の意見です。
更に深まった内容 ★★★★★
いじめをテーマとした短編集の、恐らく三部作完結編。
そのせいか、自殺を取り上げたりいじめっ子が「口封じ」に走ったりと
内容は非常にシリアスになっている。
その分、単なる「いじめはいけないよ」に留まらない、
人生の深奥部に触れる話もあって読み応えは十分。
いじめよりも他のテーマに重点が行っているような話もあるが
話そのものは面白いので抵抗は感じない。
ストーリー・テリングの巧みさも変わらず。

このシリーズは口コミで高く評価されていると小耳に挟んだが、
真実ならそれもむべなるかなの傑作。