愉快!
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えっ?佐谷恭さんって、京大出身なんですか?流石!ノーベル賞受賞者を多く輩出する大学ですね。
かなり愉快な方とお見受け致します。レストランのレシピを惜しみなく公開され、パクチー銀行まで設立?され・・・。
この本の構成も、デザインもセンスに溢れています。(レゴのフィギアの使い方も微笑ましい。)
そして、パクチー好きの性格判断は、当たってる!
このレシピの中でのお気に入りは、「パク塩砂肝」です。(パクチーは以前から日常的に使っています)
また、先着のレビューには”愛”があふれていますね。単なるパクチーそのものへの愛か、世界平和の愛か、佐谷さんへの愛か・・・。
2009年のいつだったか、日経新聞にレストラン「パクチーハウス」の事が採り上げられていました。
そこでは、見知らぬ同士をわざと”相席”にするのだそうです。
初対面でも、「パクチー好き」というだけで話が盛り上がれるらしいです。そういうのも、今の世の中、素敵!
関西にもレストラン2号店を作って下さい!
パクチーを愛してやまない人々への最高の一冊。
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この本は、”半分冗談で”日本パクチー狂会を立ち上げ、そしてとうとうパクチー料理専門レストランをオープンさせた著者のパクチー愛がたくさん込められた、恐らくほとんど前例のない【完全パクチー本】です。
このページ上部の「クリックなか見!検索」で目次を見てもらえれば判るとおりにパクチー料理のレシピが多くを占めますが、しかしこの本の魅力はそこだけには留まらず、むしろそれ以外のそこかしこに溢れんばかりのパクチー愛を感じる構成となっています。
パクチーの味や香り、そして様々なパクチー料理を好む人であってもあまり詳しくないであろう”そもそもパクチーってなに?”という疑問や、パクチー農家での収穫や選別作業の紹介、さらには自宅でできる栽培方法など、料理以外で面白く読める箇所がたくさんあって飽きさせません。
これは、通常の文脈での「パクチー大好き」という表現を超えて、パクチーという不思議な食材そのものと、それに関わるモノ・コト・ヒトを丸ごとひっくるめて果てしなく愛してしまった著者の、大いなるパクチー賛歌だと言えるでしょう。
(もし、パクチーと聞いただけで恍惚の表情を浮かべるほどの中毒者であるならば、おそらくプロローグの「パクチー好きの性格診断」で思わず頬が緩んでしまうはずです!)
幸運なことにパクチーの魅力に取り憑かれてしまったあなたが、もっともっとパクチーに溺れたい!と願うのならば、この1冊を傍に置くことを、心から推奨します。
パクチー好きのマスターピース。
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一般的にあまり知られていないパクチーの活用例が解りやすく写真入りで解説してあり、目でも楽しめる一冊になっていると思う。
料理のジャンルもアジア圏だけではなく世界各地の料理にインスパイアされたものがあり楽しめる。
だだの料理本ではなくパクチーついての雑学や育て方などが載っているのも嬉しい。
パクチーに苦手意識がある人にこそオススメしたい
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正直に告白すると、私にとって「パクチー」は最近まで、数少ない苦手な食べ物の一つでした。はっきり憶えていませんが、きっと以前に出会ったときの印象が悪かったのです。
しかし、この本でカレーにも使われていることを知り、恐る恐るパクチー料理に挑戦して以来、やみつきになっています。
パクチーって、ほんとうにおいしい!!!
最初独特のクセがありますが、一度覚えたら忘れられない不思議な魅力に変わります。そしてパクチーの魅力に気づいた人たち(旅をする人が多いようです)との出会いがある。著者が「旅の象徴」と表現している理由がわかるような気がします。
苦手だから自分には関係ない・・・と新たな世界への扉を閉じてしまうのか。それとも一歩足を踏み入れてみるのか。
足を踏み入れてみようと思う人にとって、この本は、刺激的なきっかけとなるでしょう。
今まで足を踏み入れなかった世界が、実はとても奥深く豊かだと知った瞬間に、人は新たな自分に出会えるのかもしれません。
パクチーは苦手、でも生活の中に新たな刺激がほしい。
そんな人にこそオススメしたい一冊です。
まずは、パクチーハウス東京へ!
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友人に紹介され著者がオーナーである東京は経堂にあるパクチーハウス東京に行った時、お店に置いてあったので帰りしなに購入しました。
パクチーハウスはその名の通りパクチー料理専門店、全ての料理にこれでもかと言うぐらいパクチーが使われおります^^
パクチー好きにはたまらないお店です!
著書にはお店で提供されている料理のレシピはもちろんのことパクチーの歴史や栽培方法まで色々な情報が盛りだくさんで読んでて面白かったです。
購入した際、オーナーの佐谷さんもいらしていて以前、パクチー栽培に失敗したことがあり、そのことを相談すると快く色々アドバイス頂きました。
パクチー好きな人は本を購入してレシピを見て料理を作るのも良いですが、お店に行ける方はパクチーハウスに行って実際の料理を食べてから帰りに本を購入して次回家でチャレンジするのがベストかな〜と思います。