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〔文庫〕生命の暗号 (サンマーク文庫)

価格: ¥617
カテゴリ: 文庫
ブランド: サンマーク出版
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楽しい遺伝子をONにしよう ★★★★★
カエルの子はカエル。

この言葉は実は真実だった。
人間は遺伝子に書かれている以上のことは出来ないのだという。
しかし、がっかりしてはいけない。
我々の体の中の遺伝子は、生きている間に実に5〜10%程度しか力を発揮しないのだ。
なんと90%もの能力が人間の体の中には眠っている。
村上先生は「火事場の馬鹿力」もこの理論で説明しておられる。
今目に見える人間の実力なんて、本来の力のたかだか10%。
人間とはいかに可能性を秘めた生き物か。

人間の体の細胞ひとつひとつにまったく同じ遺伝子が仕組まれている。
そして、その遺伝子の設計図通りに体は形作られ、生命は維持される。
目の細胞は目になり、心臓は心臓になる。
目の細胞も、心臓の細胞も遺伝子はまったく同じ。
ぜはなぜ心臓に目が出来たりしないのか。
我々が当たり前だと思っていることが、実はまだわかっていない。
この生物の神秘。

村上先生は、遺伝子が特定の状況でON/OFFを行うからではないか、と仮定しておられる。
人間の体にはがん抑制遺伝子も組み込まれている。
通常はこのがん抑制遺伝子が「ON」になっているから、日々がん細胞を抑制してくれている。
なんらかの拍子でその抑制遺伝子が「OFF」になると癌が出来る。

好ましい遺伝子を「ON」にしておくにはプラス思考が一番ではないか、と先生はおっしゃる。
また「笑い」、「感動」も良いのではないかと。

そういえば最近の事件の背景には「笑い」や「感動」の欠如があるのではないか、とふと考える。