宣戦布告
★★★★★
これは…、原作の鬼畜度三割増ぐらいの鬱展開。コエムシはもう完全にクソムシですね。さりげなくマジンガーネタをいれてて、そしてレイプ犯の名前にモリタが…。作者の気概が伺える。新キャラの外人の子は私的にはツボにはまりました。そして畑貝は…これはもうなんか神の力かなんか作用してるんですかね?
次巻は感動的。
これはこれで楽しいかと
★★★★★
アニメ→小説と入って、一巻、二巻と読んだものです。原作の漫画は読んでいません。
アニメよりも登場人物達の心理描写、エピソードがより深く描かれている分、楽しめたかなと思います。小説オリジナルのキャラも、今回はあんまり出張って来なかったので、オリジナルのキャラが苦手な人もあんまり問題ないかと。まあ基本的に欝話なので、そういう話が嫌いな人にはやはりお勧めはできませんが。
小説では、搭乗者達の心情が、その人物の主観で書かれています。その分、そのキャラの心情が理解できないと、小説という文体で読む分、辛いかもしれません。私の場合、最後の章のキャラの考え方、行動がちょっと理解できず何回か読み直したりしました。
またアニメに比べると、ヘビーな描写、展開が多いです。アニメの予定調和的な展開を期待しているとショックを受けるかもしれません。原作を読まれている方のほうがすんなりは入れるかな?
小説を一巻から読んでいて思うのは、救われない展開が多いなということです。自分の願望が容易く砕かれて、虚しく死んでいく主人公達を見ていると、まあ世の中こんなもんだよなと感じると共に、少々陰鬱な気分に陥ります(もちろん明確に自分の戦う理由を探し出せる子もいるのですが)。
文章はテンポ良く、300ページ弱あるにもかかわらず、サクサクと読んでいけました。アニメ、原作とも違う展開なので、1巻から読んだ方がより楽しめると思います。
アニメハンター
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「和久隆編」「本田千鶴編」「切江洋介編」が収録されています!原作で和久は死を意識して戦っていないので死を意識しながら戦う点がきっちりと描かれていてよかったです。切江編では田中さんの説明が小説なのでより一層深みが出ていてよかったです!!