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暗黙知の解剖―認知と社会のインターフェイス (身体とシステム)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 金子書房
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私には理解できないだけかもしれませんが ★★☆☆☆
初版発売当時であれば、大変に画期的な内容だったかもしれませんが、「日本語がへん」と書かれていた方のいるように単語一つ一つのいみが同じものなのにわざわざ異なる単語と使用し大変理解しづらい内容に感じました。
これだけの評価を得られるのだからと皆さんの評価を信じて購入したのですが、私のレベルが低いせいか役に立つようには思えませんでした。直接的な話を言えば、近年発売されている暗黙知のつたえかたや理解方法の書籍のほうがわかりやすく感じました。
そのための先駆的存在としては尊敬できますが、正直な話、自己満足に終結している感覚が否めない内容であり、この程度の評価とさせていただきます。
単純労働感はどこからやってくる? ★★★☆☆
 何について書かれた本であるか,一言で述べるのが非常に難しい。キーワードは,“暗黙知”,“ルーティン”,“学習”,“歴史”,“ミクロ”,そして“教育”といったところか。実際,著者もあとがきにおいて,この書物が暗黙知の入門書(テキストという意味ではなく)であるということを強調している。最先端の心理学的な(もはや心理学といえないかもしれず,様々な分野との融合を余儀なくされている学際的心理学)問題提起の本とでも理解しておけば良いのかもしれない。
 特に関心をもったのは,社会の発展と個人の学習の関わりである。分かりやすい例は,“暗黙知の学習のためのコスト”という問題に示されている。すなわち,システムがまだ安定していない段階(例えば,創業して間もない工場,発展途上にある技術)では,個人は,様々なトラブルに巻き込まれ,そのトラブルの解決を通して,暗黙知を身に付けていく。しかし,トラブルは本来避けられるべきものであり,仕事が安定してくると,この学習機会は減少する。結果,安定期の人間は技能が低下するという。
 この問題に対する明確な回答はないが,示唆的な議論はあり(p.102辺り),すなわち,安定期は安定期なりの熟練の道があるという指摘である。あるいは,単純労働感は,テクノロジーの発展ではなく,組織の発展,つまり分業化によるところが大きいイという指摘である(p.110辺り)。しかし,私はこの辺りの議論が未だ納得できない。理論的に否定されても,あるいは,もっと微細な技能の発展を指摘されても,現代人は,確かに,“つまらなさ”を感じている。まだまだ謎があるのだろう。
残念ながら日本語がヘン ★★★☆☆
タイトルから想像するのは困難だが、職業人が日々現場で感じているコミュニケーション不全を理解するヒントに満ちている。仕事内容のマニュアル化に困難さを感じている人にとっては興味深い指摘が多々ある。但し日本語の使い方がおかしく、章や節単位でのまとめも無いので、著者の主旨を追うのに気力を要求される。よって星一つ減。
もう少しつっこみがほしい ★★★★☆
暗黙知を解剖してもらってはいるが,腑分けをしてその説明を受けただけで,その本質が今ひとつはっきりしないと言う欲求不満を感じます.
ただし,暗黙知を,言葉では表すことができない知識として定義するだけで安心して,議論を進めてしまう論者が多い中,本書はその本質に迫るためのきっかけを確かに作ってくれました.