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Red Garland's Piano (Reis)

価格: ¥550
カテゴリ: CD
ブランド: Prestige
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まだ新鮮だった初期の一枚 ★★★★☆
 たとえばマイルス・デイビスなんかと違い、全盛期(55-62年)のレッド・ガーランドの場合、アルバムによる変化に乏しい、と思う。
 まあ、それが彼の持ち味、といえばそれまでなのだが。だから、マニアでもない私のようなリスナーが、マイルスを全部制覇するような気分でガーランドのアルバムをかたっぱしから聞いて行くと、どうしても途中でダレでしまうし、新鮮みに薄れてしまう。
 彼の場合は、コレクター意識や研究心からではなく、純粋にリラックスして音楽を楽しもう、という姿勢で居ないと、魅力がうまく感知できないのだとおもう。

 で、本作。プレスティッジでの2、3回目のリーダーセッションをまとめたセカンド。私はあちこちで「小粋スイング系」はあまり評価しない、と書いているが、本作は初期の作品ということもあってか、あんまり胸焼けしない新鮮な演奏だ。56年12月録音の、マイルスがいない「もしも私がベルだったら」なんか、野菜サラダみたいにさっぱりしてる。

 レッド・ガーランド、全部制覇するつもりはないが、「グルーヴィ」一枚じゃどうも、という方には、2、3番手あたりに薦めてもいい作品。
「レッド・イン・ブルースビル」も早くRVGして下さい(笑)これ音質向上凄いです。 ★★★★★
一番は勿論「レッド・イン・ブルースビル」ですね、当然ながら(笑)レッド・ガーランドのピアノトリオ作品は所謂カクテルピアノと言われる金太郎飴的なヒット曲集がほとんどですが「レッド・イン・ブルースビル」だけは別格な味わい深いアルバムなんですよね。それに近いのが今作品ですね。「グルービー」なんかに較べると落ち着いた大人のジャズな選曲であり演奏なんですね… ホントはせめて一曲目(レッド・ガーランド最高の一曲でしょう間違いなく)、二曲目はベースはサム・ジョーンズが良かったのですが… チェンバースは音が軽すぎるし、SWINGしてないくせに余計なフレーズ弾きすぎ、ブルースフィーリングにも欠ける、空気読めてないし。「サボイでストンプ」みたいなスイングジャズの大名曲を弾き始めたら、まあー普通の人ならステップ踏んで踊り始めるよね、で… あのSWINGを思い切り止めるノコギリみたいなアルコソロおっ始めたら、ジャズクラブのライブだったら殴られてるね(笑)私的にはちょっと地味だが「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」がやっぱり好きですね。
レッドガーランド最上級の一品 ★★★★★
ピアニストレッドガーランドは、1950年代半ばから60年代の初頭にかけて、マイルスデイビスの第一期黄金カルテットのメンバーとして飛ぶ鳥を落とす勢いだった。当時、リーダーのトランペットの音に続いて人気が高かったのが、ガーランドのピアノだった。まるでボクサーがサンドバッグを叩いているかのような、鐘の音を連想させるシングルトーン。都会的なブルースフィーリングが冴えるバラードプレイ。プレステージからのソロ第2作となる本作も、名作「グルーヴィー」に負けるとも劣らない内容を誇る一枚だ。一曲目のパーシーメイフィールドのR&Bクラシック「プリーズ・センド・ミー・サンワン・ツー・ラブ」がゆっくりとしたブルースで渋い。その後に続くのはスタンダーズの名曲7曲。マイルスがやっていた「イフ・アイ・ワー・ベル」もやっている。テンポを少し早めてガーランド節にアレンジされていて小気味よい。ベースはポールチェンバースで、ドラムスはアートテイラー。彼の
ブラシは名人級だ。この最新リイシューではルディバンゲルダーがリマスターしていて、音質も格段に向上している。レッド・ガーランドがお好きな方はコレクトしておいて損はないだろう。