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The Mathematics of Ciphers: Number Theory and RSA Cryptography

価格: ¥4,486
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: A K Peters Ltd
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暗号は数学者の独占領域だと思っていました。 ★★★★★
暗号は、数学者の方々の独占的な領域だと思っていました。
数学的な理論と、アルゴリズムとの関係が、どう関係があるのかが、数学出身でないプログラマにとって腑に落ちるだろうか。
暗号の理論を、実装としてどういう選択肢がありえるのか、どういう実装なら数学的に等価なのか、知りたいことは山のようにあるが、
どこから理解すればいいか、自分で説明できる状態になっていないので、これ以上かけないでいます。
もう少し、具体的な事項について理解したら、また書き直します。
RSAへの悠然とした道案内 ★★★★☆
本書は公開鍵暗号の代表的存在であるRSAをターゲットとして、その数学的基礎を平易に解説したもの。序文にある通り、RSAそのものを詳説するのではなく、そこへ行き着くための土台をゆっくりと解説しているので、本書を読む事によってRSAの理論的裏付けが理解できる。ただし、実装を急いでいる方には不向きかもしれない。

まずはギリシャ時代に戻ったかのように、除算アルゴリズムとユークリッド・アルゴリズム(最大公約数の求め方)が説明される。そして、RSAにおいて重要な概念となる素数、素因数分解、法、群等が丁寧に説明される。最後にRSA自身が説明されるが、それまでの知識を使って暗号・複合化が機能する理由、安全性の裏付けも述べられる。

冒頭でも述べた通り、本書はRSAが安全な暗号として機能する数学的裏付けを述べたもので、物事の仕組みを知らないと気が済まないと言う方に向いている。実装の際に役に立つ演算(変換)手法についても(説明の流れの中で)触れているが、仕組みはともかく実装だけが目的という方には別書をお勧めする。本書はRSAへの道案内という位置づけで、暗号分野に長く係る方には読めば血肉となる良書。
暗号のための数学入門 ★★★★★
SEであれば必ず目にするであろうRSA暗号を題材とした、暗号のための数学の入門書です。

SE向けの本の中にも暗号の原理が書いてあるものもありますが、それで納得できない人(何でそれで暗号化/復号化できるのか、何でそれで安全なのか、etc...)は、この本を読めばほとんどの疑問は解消されるでしょう。
整数論の基礎から始まって、様々な数学的話題に触れながら最後はRSAの解説で終わります。
各章末には(数学の)練習問題まで付いてます。

「証明してない数式などキモチ悪くて使えない」という理学系SEには最適です。
逆に基礎理論よりも実践的なものを求める人には全く役に立たない本でしょう。

解説の難易度は、「わかりやすいことを第一にした」とある通り、数学好きな人にとっては「わかりやすい」部類だとおもいますが、あまり数学に馴染みがないエンジニアはおそらく「難しい」と感じるでしょう。