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カラー版 ギリシャを巡る (中公新書)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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文明のの源を知る ★★★★★
ギリシヤといえばアテネ、オリンポス、マラトン、クレタ島、せいぜいがサモトラケのニケくらいの記憶しかなかったが、なんと広いこと。海もエーゲ海のみならず、その周辺の方が広大、其処に数え切れないほどの島々、そして太古から続く人々の息づかい。それらを直接踏破して美しい写真で見せてくれる。堪能しました。コンパクトながら千鈞の重みのある好著です。
写真は見事、だが何かが足りない! ★★☆☆☆
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 ギリシャのオリンピックを間近に控え、書店でこの本を手にするとギリシャが満載だ。全頁に載ったギリシャの写真、澄んだ空、見渡す限りの紺碧の海と白い町並み、神話の世界に浸れる神殿、遺跡、・・・なにしろ圧巻である。

 見事な写真、百聞は一見に如かずとは言うものの何かが足りないと感じてしまう。

 この本での視点に「日本」がない。日本人が撮った痕跡がない。無国籍者の書である。この本には素材の提供だけである。プラスアルファがない。逆に著者が目論んだのであれば成功であるが。

 確かに行ってみたくなるような綺麗な写真のオンパレードだ。だがただ単にそれだけであれば旅行会社のカタログと変わらない。

 ギリシャの気候は冬の間は温暖で雨やや多く、夏は乾燥して暑く、年を通じて晴れの日が多い。その意味で雨の写真が一枚も無いのも不思議だ。日本人なら雨が似合う風景も探せるはずではないか。