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転生

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
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統一感あるテーマにバラエティーあふれるアレンジ ★★★★☆
すべて夜会「24時着00時発」からの曲ということで歌詞は同じテーマを違った角度から見てみたり、同じ言葉に色々な解釈を持たせてみたりで全体的にはっきりとしたまとまりを感じます。一方アレンジはちょっとプログレのエッセンスを持たせた「メビウスの帯・・」やダークなヒップホップはたまたミクチャーを意識したのか少しブレた感触とスクラッチが面白い「闇夜のテーブル」、リバーダンスな「サーモン・ダンス」などなど色々なエッセンスがまじっていて面白い。夜会コンピレーションなのですが、夜会を知らなくても十分みゆきさんの歌の世界観を堪能出来ます。
音楽という言葉 ★★★★★
1つの物語の終わりはもう一つの物語の始まりへと続く、そんな表現以外に何も見あたらないのがこのアルバムのポリシーだと思う。黒か白か、表か裏か、そんな二元論に傾きがちな風潮の中にあって、中島みゆきの紡ぎ出す言葉はその可能性を万華鏡のように映し出してゆく。言葉は多面体であり、ダイヤモンドのような煌めきを放つ。かつて『乱心の時代』と呼ばれる時期に入るとき、彼女は“私は音楽に走ります”と宣言した。けれどもそれは単なるサウンド次元の問題ではなかった。彼女がデビュー当時から拘っていた“架け橋としての言葉”に息吹を与えるための方法。それが彼女をして“音楽に走る”と言わしめたのである。この作品がそれ以降の作品群に大きな影を落としていることは間違いのない事実であろう。中島みゆきは再び言葉の世界に立脚点を見出し、歩き始めた。一人の人生ではたどり着けないかもしれない終着駅を目指し、螺旋階段を登って。それは恰も故郷を目指すサーモンの姿に似ている。
夜会ありき ★★★☆☆
「24時着0時発」の夜会の楽曲をアレンジしなおし歌いなおして作ったアルバムです。僕はこの夜会が好きなので購入しました。たしかにいいアルバムなのですが楽曲もアレンジもワンパターンですぐに飽きてしまったというのが正直なところです。特に「サーモンダンス」は夜会のDVDに入ってるバージョンのほうが断然いいです。わざとなのかもしれないけど音程を崩し気味で歌っているのもイヤです。ということでこのアルバムは夜会を見ていない人にはいいかもしれませんが夜会を見た人にとっては少し物足りないかもしれません。同じアレンジで歌詞を追加するという形をとってほしかったです(アレンジを変えるところに目的があるんでしょうけど)。
幻想的な世界観で昇華させきっている、まさしく「転生」したアルバム。 ★★★★☆
アルバム全体を通して、幻想的な雰囲気に仕上がっています。
「浮遊感」のある歌詞とメロディが多く、中島みゆきの過去のアルバムの中でも、明らかに異を放っていると思います。(もちろん、いい意味で)
特筆は、「遺失物預り所」「サーモン・ダンス」
「遺失物預り所」は、夢の中へいざなうかのようなメロディ。しかも、歌と言うよりは、言葉が浮遊しているかのような感覚で、何とも言いようのない心地よさがありました。
「サーモン・ダンス」は、いかにも中島みゆきらしい、人生の応援歌です。簡潔明瞭な歌詞でありながら、哲学的とも取る事ができます。
「生きて泳げ。涙は後ろに流せ。」というサビの歌詞が印象的でした。
また、「サーモン・ダンス」からアルバムのラストまでの流れが、非常に良かったです。
「幻想的な世界観で昇華させきっている」とでも言いましょうか、アルバムに溶け込んでいた自分がいました。
夜会の感動を保持するにはよいかも ★★★☆☆
私は夜会に行った後に購入しました。こちらで多くの方が述べられているように、私自身、移籍前の中島みゆきの独自のSoundsが好きですので、100%受け入れられるものではありません。瀬尾さんのアレンジは確実に売れますが、彼女の持ち味を殺しかねないと思います。私は今でも、「予感」以前の彼女のアルバムが好きです。こういったファンは少なくないと思います。しかし、「EastAsia」にある「誕生」と「2艘の船」、あといくつかここ数年での名作もあります。そろそろレコード会社の言いなり(?)から、彼女の好きなものに戻ってもいいのではないかと思います。それだけのキャリアと力量のある歌い手・作詞家であると私は思っております。
このアルバムは夜会の感動を維持するにはとてもいいと思います。とてもやさしく、暖かで、心に響きます。ただ、依然として昔はもっと良かったという重いはぬぐいがたいです。