全音楽譜出版のミニスコアってコストパフォーマンス高の多いなあ。
★★★★☆
この値段でこの音符の量&バッハゆえの質の高さ。現存の作曲家がこれだけの仕事をしてこの値段で売られた日にゃ、激憤でしょう。21世紀に生きる私たちの幸福な事の一つは、こんなすごい楽譜がこの値段で買えることだ!!と本当に思ってしまう一冊。特にお勧めは3番と6番。バッハとその時代の音楽が聞こえてきます。CDとともにご賞味あれ。(いっぱいあってどれにするか悩むほど)オリジナル楽器で聴くも良し、モダン楽器で聴くもまた良しです。クラウザン(ハープシーコードのことですね)やオルガンの曲以外で、また賛美歌的な曲以外の、いわゆるオーケストラ曲で、純粋に、音楽としてのバッハの色彩感覚がいっぱい詰まった曲がいっぱい。美しいかぎりです。