肝心なことには答えていない
★★☆☆☆
2巻を通して、読売新聞が行っている戦争責任とは、「昭和戦争」において大日本帝国を崩壊させた責任のようだ。
しかし、中国や朝鮮半島の国などが問題としているのは、そんなことではなく、大日本帝国がいかにひどい加害行為をしたのかであり、私が知りたいのは加害行為に関して大日本帝国の指導者や現在の日本国民がどのような責任を負うかである。「検証戦争責任」の2冊は以上のような問題意識に全然答えていないのでダメである。
この巻では東京裁判の問題性など、なかなか有益な記述もあるので、問題意識が全然ダメなことが本当に残念だ。
以上のように、有益な記述があるので星1つを免れているが、問題意識がダメなので、星2つ。
裸の王様
★☆☆☆☆
渡辺会長はA級戦犯の東條英機元総理をヒトラーに比喩しながら、小泉総理はミリタリズムを賛美する祠堂を崇拝すると批判した。
(中略)
彼はこのシリーズが一部の政治家の見解を変え始めたとし、「私は日本全体を変えることが出来ると思う」と打ち明けたとニューヨークタイムズは付け加えた。
(韓国・連合ニュース2006年2月12日)
読売王国の裸の王様。
1999年20.3%だった巨人戦平均視聴率は今年9.6%。
打ち切り番組をボランティアで放送している。
朝日が書いてきた大嘘がばれ始めた今、なぜ読売のイメージが悪いのか関係者はよく考えた方がいい。
大新聞が、あぁ
★★★☆☆
先の大戦は、日本の内戦だったのでしょうか?
確か、相手がいたと思いましたけど・・・。
例えば、子供の喧嘩でも、喧嘩に至った経緯を理解しなければ、一方的に片方だけを責めることはできません。
今、北朝鮮問題で繰り広げられているような各国の思惑の違いは、当時はなかったというのでしょうか?
大新聞が、偽善者だったとは!