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肉体の学校 (ちくま文庫)

価格: ¥651
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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普遍的な恋の話 ★★★★☆
スゴイ時代にスゴイ身分のひとの普遍的な恋の話。

旧華族でその時代の女社長とういう華やかな世界に
私にとっては未知な40手前というバツイチ美女がとても新鮮。

だけど、いつの時代も女の考えることは同じなのね。
くだらなくて大まじめで少し哀しい。


千ちゃんは。。彼氏とダブってちょっとせつなかった。
三島由紀夫の恋愛ものぉ?と思われた人へ ★★★★☆
三島由紀夫のこの手の小説は読みやすいし面白いです。三島由紀夫というとどうしても「何か難しそう」とか思われがちですが(新潮文庫が出版してる作品の影響かもしれませんが)彼の恋愛ものは読んでいると意外に面白くどんどんのめり込んでいきます。こんな完璧な人間いたら嫌みやわとか、今読むとたしかに古臭く感じる場面に出会うこともありますがラストの方ではそんなことなんか忘れてひたすら読んでいます。ある作家が三島由紀夫は誤解されてると書いてましたがそれはともかくもっともっと読まれてもよい作家だとは思います。星四つにしたのは彼
の他の作品と照らし合わせた結果です。一つの作品としてはとても良い出来だと思います。
かっこいい女性ですよね ★★★★☆
妙子の人間観察。その見くだし方。確かに妙子がとっくに捨ててしまったものを他の登場人物は追い求めていますよ。そして、最後の結末。
こういう女性がアライアに身を包みジャガーに乗ってたらかっこいいです。。。
女は動物であり、時に愛するものの母になる。 ★★★★☆
妙子は華麗まれな美貌の持ち主でオートクチュールの服飾店のオーナー兼デザイナー。友達の鈴子はレストラン経営者。信子は映画評論家。共に離婚後、月一回の定例の女だけの会"年増園"を持ち、互いの男たちの話等をフランクに話し合って楽しんでいた。そんなある日、年増園御一行はゲイバーへと足を傾けた。そこのニヒルでかっこいい美青年、千吉に妙子は一目惚れをする。千吉は金さえあれば老男老女でも床を共にするというほど荒んでいる。しかし、元貴族出身の妙子はその生活のギャップに戸惑いながらもひたすら千吉を愛する。千吉は自分の我を通しつづける。そんな二人は猫と鼠。妙子は千吉をひたすら追い求める。

しかし、妙子にも鼠になるチャンスはあるということを付け加えたい。また鼠は時と!して猫を突き放すかのようである。猫の幸せのために・・・