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料理の四面体 (中公文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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全ては処女作にアリ ★★★★★
全ては処女作にあり。というが、玉村豊男氏の処女作(あるいは初期作かもしれない・・・)にして、最高傑作である。人類がなにげなしに行っている「調理」の原理を理論化。「目からウロコ」「なーるほど」と思わせる玉村理論が全開。頭のイイ人である。煮る、焼く、茹でるなどの料理の基本構造が体系化され説明される。で、面白くもある。最近のワインやヴィラ・デステ関係の、少々マンネリな著作に食傷気味の方、この玉村初期作品を読んでみるといい。それこそ目からウロコである。
料理の「原理」を解説:これを読めば貴方も料理名人! ★★★★★
料理の上手な人は、レシピ本など無くても、手元に材料さえあれば、ホイホイといとも簡単にとても美味しい料理を作れますよね。こういう料理名人は無意識に料理の「原理」を悟っています(本人も気がついていない)。この料理の「原理」を分かりやすく、かつ面白く「読みもの」として解説してくれてあるのが、この本なのです。
下手な料理入門書よりも、本書を読む方がずっと料理名人になれること、間違いありません。著者の軽妙洒脱な文体もとても魅力的で、一気に読めてしまいます。このような陰の料理本を見つけるのは大変楽しいものですが、「昼休みの友」(獣医さんが書いた本で料理ネタが多い)と共にオススメできます。
料理の原理原則 ★★★★☆
タイトル通りなのですが、本当に「料理の原理原則」といった感じです。
主婦の方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、
独身者にとっては目から鱗が落ちました。