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檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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よむだけでなく作って楽しむ本 ★★★★★
これを読んで大正コロッケなど作って家族にほめられました。これくらい父さんにだってできるんだぞと家族にアピールしたいお父さん向きな一品。
おいしいです ★★★★★
30年以上も前にこんなにいろんな食材を召し上がっていたとは。
好きなものは好き、うまいものはうまいということでしょうか。
気取らない書き口が心地いい。
いくつか作ってみましたが、勘所が巧みに記されていて、自分好みに工夫する余地があって楽しい。
分量が細かく記されたレシピ本ではないので何度か試行錯誤することは必要かも。
素敵だ! ★★★★☆
こんなにたのしい料理の本、読んだことない。
どこで読んでいても台所へ直行したくなる。

米麹とエビオスとビオフェルミンで作るヨーグルトが
でてきたかと思えば、ビーツの酢漬けで作るボルシチ、
納豆汁やソーメンも登場する壇流クッキング。
どじょうも牛も鳥も鳥も梅も鮭もイワシもタコも
季節をめぐり世界をめぐり台所へ。

肉のグラム数だけはきっちり書いてあるけれど、
調味料と香辛料の量はてんでアバウトなのがたまらない。
漬物を漬けながら「2,3日もすれば素敵なはずだ。」と
漬かり具合を確かめている壇さんが素敵です。

(サンケイ新聞連載中は料理をしている著者の喜色満面な写真も
掲載されていたそうだけれど、その写真が掲載されていないのが
とても残念なので星4つ。)
内臓の料理など ★★★★☆
 もともと昭和44-46年にかけて、産経新聞に連載されたコラム。その全94回分を1975年に文庫にまとめたのが本書。ただし、写真が割愛されている。
 料理書の古典的名著とされる一冊。日本と世界の各地で食べ歩いた料理を紹介するものだが、並の料理本とは違う。まず、著者の人間性が伝わってくる。また、料理はこうあるべしという思想がある。それも、高尚だったり難解だったりするものではなく、簡単で安いのに無視されがちな食材を使おうとするものなのである。そのため、内臓の料理が多く取り上げられている。また、鮭の氷頭なども。それらを通して、料理というのは「美味しく食べるための娯楽なんだ」ということを教えてくれる。
 親しみの持てる料理書だった。
知的な知的な料理本 ★★★★★
70~80年代の男たち、あるいは、男の子たちに、「料理とはすこぶる知的なものであり、延いては、料理の出来る男は格好良いのではないか。」という強烈な意識革命をしてくれたのは、この檀一雄の『檀流クッキング』と、曽野綾子の『太郎物語』の両作品ではないでしょうか。残念ながら、最近、男の料理に対してこれ程の影響力を持った作品が見当たりません。今また、読み返してみるべき価値のある作品ではないかと思います。この『檀流クッキング』には92種類の料理が紹介されていますが、細かな手順や分量などは大胆にもほとんど無視されています。この本は、細かな手順や分量だけをきちんと守れば間違いなくひとつの完成品が作れるというマニュアル本などではなく、押さえるところだけを押さえれば、後は自由自在にやってしまえばいい。そうすれば、ここで紹介されている92種類の料理(世界)が、200や、300の料理(世界)に膨らんでいくんだという事をとても楽しげに教えてくれる。そういう本だと思います。