概要
携帯電話と新聞を結んだ調査企画。月~水まで携帯電話のサイトで質問を出し、翌週月曜日に結果発表を新聞紙上と携帯サイトで行う。政治、経済から世相、風俗まで毎回8個の質問が出される。社会的価値を持った新しい携帯コンテンツを目指して、慶応大学の佐藤雅彦研究室と毎日新聞社の共同企画として2002年10月にスタートした
デザイナーのコメント
日本のスイッチは、社会調査のかたちを借りた、一種のエンターテインメントです。 8個の質問に答えていくことで、普段は意識されないけれど実は感じていることが浮かび上がります。思わずはっとするような質問や、ちょっと考え込んでしまうような問いかけによって、今の時代の空気が見えてくるのではないかと考えました。楽しさや知的な興奮を感じながら回答してもらえるように気を配りました
審査委員のコメント
コミュニケーションのあり方を創出している根源的な作例である点が素晴らしい。提案性・新規性が高いシステムであり、そのシステムそのものが優れたコミュニケーションデザインである。またこれを発意した思考自体が見事なデザイン行為でもあり、高い評価に値する