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ワンダフルライフ [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: バンダイビジュアル
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   古ぼけた建物にやってきた22人。そこの職員たちは「あなたは昨日、お亡くなりになりました。あなたにとって一番大切な思い出をひとつ選んで下さい」と告げる。思い出は職員たちの手で撮影され、最終日に上映されるという。死者たちは思い思いに自分の人生を語り、一番の思い出を決めていく。だが、望月(ARATA)が担当する死者の渡辺(内藤武敏)は、思い出を選ぶうち、自らの人生を空しく感じ始めていた。その姿を見て、次第に心が揺らいでゆく望月。そして物語は意外な結末を迎える…。
   死者を思い出の映像化で送り出すという奇想天外なアイデアを、静かな映像でつづる不思議な作品。一般の人々も多数出演しており、彼らの朴とつな語りがドラマとドキュメンタリーの境を突き崩し、観客にも「大切な思い出とは?」「自分の人生とは?」を考えるキッカケを与えてくれる。しかし決して説教臭くはない。ドラマティックな要素も織り込まれ、サラリとしているようでコクのある映画だ。(茂木直美)
どの思い出を選びますか? ★★★☆☆
「思い出を一つだけあの世に持ていけるとしたら・・・
        あなたはどの思い出を選びますか?」

これはかなり難しい選択です。

その思い出だけを胸に、
あの世で過ごすことが出来るとしたら・・・

だれかの思い出に
自分が係わることが出来たなら
それはそれで幸せだと思います。

今から思い出の選択しておかなくては・・・
私ならいつを選ぶだろう ★★★★★

人生の大切な想い出を一つだけ選ぶなら私はいつを選ぶだろう

選べなくて きっと皆さんの手助けをしてる気がする

それが1番しっくりすると思う
「伊勢谷友介」と「望月隆」 ★★★★★
 こんな施設が本当にあって、こんな風に親身になって自分の一生を振り返る作業を手助けしてもらえるなら、孤独死も恐れることはない。再現ビデオまで撮影してもらって思い出した「生涯で一番の時」。その時の感情に包まれて「永遠」を過ごせるなら、死も怖くない。今、生きてある苦境もなんのその、だ。巷に流行る安直な「元気を貰った」発言よりずっと深いところから、人生を耐える力が湧いた。作者の人間への慈しみがうれしい。

 その中で、この幸福を拒否する人物として「伊勢谷クン 21才 フリーター」が登場する。人生を振り返っても“どの場面を選べば良いのか分からない”のではなく、最初から「ボクは選びませんよ」という人物。とことんシステムに乗らないひねくれ者かと思ったが、どこを取っても辛いことしかなかった21年間だったらしい。“それはお前の考え方の問題だ”と説教するよりも、“そんなに辛かったの‥”と思わせられたのは、伊勢谷友介のキャラが大きい。
 そんな人間はどうなるのかと言えば、「消滅」せずに施設の職員になる。実は職員「望月」はそんな「22才で戦死した海軍将校」だった。つまり望月は伊勢谷なのだ。フィリピンで戦死してこの施設に来て、「永遠に留まりたい時間が選べない」と言ったとしたら、これは秘やかな「15年戦争」への呪詛だろう。

 その望月が留まりたい思い出を得て「消滅」し、伊勢谷クンが見習い職員になる。この世での21年間のどの瞬間を取り上げても辛いことがあった人間が、ここで様々な人の思い出再現に関わることで、辛いばかりでない時間を持つ…。こんな暖かい設定を作り出したこの映画は すばらしい!
静かに語られる胸に残る映像。 ★★★★☆
映画全体に流れる静かなトーンと薄暗い色調が静かな余韻となっていつまでも胸に残る作品です。

死後の世界の魂の一時休息所、どこにもない場所、どの時間にも属さない不思議な世界の感じがよく表現されていたと思います。

春の夕暮れを思わせる美しく物悲しくはかない薄やみの情景。

そこに集う人々の会話。

なんでもない、なにげない人生のひとときが実は本当に大事なんだとリアルに伝わってきました。

遠い昔に失った懐かしい日々や人の夢を見て目覚めた後のように自分の人生を振り返り考えてしまうような印象深い作品です。

この映画をみて亡くなった人々、もう二度と会う事のない人、帰る事のない場所の事など不思議と思い出しました。
視聴者参加型映画 ★★★★★
忙しい現代社会、自分を見つめる時間を誰もが忘れている社会

この物語は登場人物"達"の死後のお話。

見るもの全ての人が自分自身の最高の人生の瞬間を探してしまう。
不思議な映画です。