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あすも快晴 (文春文庫)

価格: ¥470
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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痛快です ★★★★☆
主人公の可奈子の性格描写が面白いです。思わず笑ってしまう部分も多かったです。でも、恋愛面では意外と不器用で、自分を卑下しまくるところが、何とも、共感が持てました。一時はどうなることかと思った結婚生活も、何とか上手くやっていけそう。本当にほっとしました。読後に、爽快感の残る、楽しい作品だったと思います。
楽しめる読書 ★★★★☆
一本気なOLの恋愛から結婚までのお話です。OLの経験のない私に取っては未知の世界で、楽しみながら読めました。主人公の加奈子さんというOLは女性にも男性にも好かれるような性格で女性らしさをあまり感じさせない人として描かれていたのですが、そこに好感が持てました。
只、著者には申し訳ないのですが、この手の作品はじっくり読むというよりはむしろながらで読むものと私は考えています。私の場合はスポーツクラブで、エアロバイクを漕ぎながら読みました。
快晴というか、爽快。 ★★★★★
藤堂さんの作品で一番好きです。主人公の可奈子が一本筋を通しきっていてこんな方が友達にいたらいいなぁーって。うじうじ悩んでたらただ励ますだけでなく渇をいれてくれそう。でも、憧れの人の前だと緊張してかじこまっちゃうところとか。人間らしくて本当大好きです。あと、好きな登場人物は可奈子の父。娘にあんなに恋愛のこととかをおっぴろげられる父親って本当素敵。でも、実際、わたしの父にあそこまでおっぴろげられたらっと思うと、どうしようもなく恥ずかしいのでやめてほしいけれども(笑)その父と母の掛け合いも絶妙。夫に冷たい妻にそれを横目で気にしつつも瓶を振り続ける夫。この夫婦がメインのお話も是非よんでみたいものです。