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嵐を呼ぶ台風!?―許可証をください!(3) (シャレード文庫)

価格: ¥590
カテゴリ: 文庫
ブランド: 二見書房
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ちょっとぶっ飛び気味の前原がどう転んでも男前過ぎて困るんですけど・・。 ★★★★☆
シリーズ第三弾。
少し二人の関係が変化する兆しを見せた一冊。

この本で実は一番面白かったのは弘のお母さんでした・・・。ボケ様。さすが弘のお母さま。そしてそんな彼女に勝手に振り回されてしまう前原。設定が面白かったです。

そして今回の読みどころは弘の決断。大きな決断というわけではないけれど、弘の中で何となく燻ってきたものにけじめをつけた・・という感じでしょうか。その決断の仕方や親との会話が弘らしい、自然そのもので身近に感じる場面が多々ありましたね。

前原のエロさと弘の色香も健在ですが、今回は所謂職場、まあ禁断の場所?の一部である仮眠室などで思わずやってしまうのですが、こういう本当はしちゃいけない場所ってのは読んでても燃え(萌え?)ますね。プラス前原の足りないと弘を貪る姿勢がさらに艶かしさを倍増させてます。

そして最後のええ??ってな意外なしょうもない結末。そのギャップに重くならず、かといってけじめもついて、正にすがすがしい気持ちで読み終えれる。

読後感のよいBLです ★★★★★
お金も、花も、派手さもない設定ですが、思わず読みきってしまいます。みんな、まじめで、普通の中小工場のワーカーなのですが、なぜか楽しいキャラたちが、いいんですよね。主人公の二人が、全く同じ位置にいて、(違うのは恋愛、いや、場数ですね、その差)互いに、少しずつ進んでいく恋愛関係を丁寧に書いてるな、と思います。ぜひ、一巻の「許可証をください」から読んでみてください。何回も繰り返して読める楽しさを持ったシリーズです
働く男たち ★★★★★
「許可証をください!」シリーズ3作目は喜美津化学を襲った渇水と
台風の直撃に翻弄される阿久津と前原の姿を描いています。
それにしても仕事の様子が本当に上手い。
渇水を引き金に起こる工場と営業のやり取りなんて、本当にリアル。
いるよね、笑顔で腹にイチモツ持ってる部長…。
ただ、それが嫌な奴ではなくて、必要悪として描かれているのがいい。
営業には営業の絶対に譲れない部分が、工場には工場の絶対に渡したくない部分が、
そういう役割分担というか、立場の違いは会社には絶対存在する。
その描き方がいっさい破綻なく書かれていることを高く評価したい。

恋愛物語としてこの本を読むと、仕事の描写の詳しさをわずらわしく思う人もいるかもしれないが
この話は、真摯に仕事に取り組む男たちだからこその面白さと、たとえ恋愛を抜きにしても
「プロジェクトX」並みに仕事に情熱を持って働く人の物語としても楽しめる作品だと思う。

ちなみにエッチシーンはちょっと色気が足りない気がしますが、まぁそこは大目にみて…。
わりと長めなんですが、どこか体育会系というか、ガテンなイメージがぬぐいきれません。仕方ないか。。
もう少ししっとりした雰囲気があったら、もっと良かったなーと思うのは贅沢でしょうか…?