阿久津が今までで1番苦しい巻!
★★★★★
2巻まで読んで停滞してましたが、ようやく6巻まで読破しました。
2巻ぐらいまでは、そこまでハマらなかったけど、読みすすめるほどに面白くなります!
特にこの6巻はこっちまで苦しくなりました。
阿久津が今までで1番いっぱいいっぱいになってます。
ISOのこと、前原の母親のこと、大東亜有機のこと・・・。
ここまで追い詰められても、必死に突破口を探そうと踏ん張っている阿久津は素敵です。
そして、そこに風穴を開けようとする前原。
本当にカッコいい2人です。
こんなに仕事に熱くなれる人たちって羨ましい。
ISOのことも大東亜有機のこともまだまだ未解決。
次巻が楽しみです。
読み応えあり
★★★★★
予約申込みをして届くのを待っていた作品です。 このシリーズはただの恋愛話だけでなく、きちんと仕事やまわりの状況が書き込まれていて読み応えありです。 今回のメインは阿久津っちゃんかな。 仕事も課題も山積みで進まず、阿久津も焦り気味。会社のオヤジ達は煮詰まっていき…そのストレス解消が消防訓練に。 本当に阿久津も前原も仕事を愛し、悩みながらも二人ともにお互いを信頼し高めあっている。 仕事関係は更なる大問題が持ち上がって…と大変なのですが、二人の関係は自分達の事を親に告白するという大進展!? どんな事があろうと共に行くと言う、強い気持ち。。 二人の関係はもちろんですが、こんなに打ち込める仕事、職場を持っててうらやましい!!
信頼できる作品
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待ってました!本を目の前にした時、胸のうちで小躍りしてました。
実際、本を手に取って。しっかりとした厚みが読み応えを予感させ・・・
実際、本を読み終えて。予感を裏切らない内容に満足でした!欲を言うなら、「もう終わり?もっと読みたい!」
ってとこでしょうか。
内容は今回もしっかりしてます。
相変わらず弘がISOの取得に翻弄されてます。なのに、弘の心配をよそに消化競技会の練習に熱中する工場の面々。
そんな中、前原は母に弘との仲をカミングアウト。そして弘も・・・!
いつもいつもキャラが確立されてますよねぇ。ひしひしと感じます。弘や前原は当然なのですが、弘の母もさすが!って関心しました。オモシロイの一言です。
あとがきで「次で大団円」と書かれていますが、非常に残念です。仕方無いのでしょうが。
次回作にも期待大です。
相変わらずです
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実に、三年ぶりの続巻でしたが、結局最後は、面白かった!!で、満足しつつ後書きへと辿り着きました。
で、6巻も とにかく皆働いて居ます。それはもうボロボロになるまで。
更に仕事の合間(?)には消火訓練。
これがまたいい意味で たまったものを発散させる素晴らしい役目に。
また前原の器の大きさ、弘の大真面目でいてちょっと天然、そのバランスの良さと信頼関係も、際立っています。
弘の思惑通りに行かない事も、前原はきっちりとフォロー。
どんと構え、まるで手のひらの上で弘を転がしているかのよう。
煮詰まる弘をさりげなく助けたり、前原って本当に頼もしい男です。
今回はついに両方の親を巻き込む修羅場(?)も有り。
母親達も、それはもう真剣なのに、可笑しくてかわいくて、気の毒だけど笑えました。
弘をはじめ、この物語に出てくる人々は嫌な奴が一人もいない。
だからこんなにも楽しめるのだろうし、ページをめくるのもワクワクします。
次はもっと早めに手にしたいものです!!
また会えてうれしい
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三年間待ったけれど、そんなことはどうでもいいと思えるくらい面白かった。弘も前原も変わらずそこにいた。工場の仲間も家族の皆さんもあいかわらず元気だった。恋と仕事に真剣に向きあうふたりは、次々とふりかかる難題を正面から受け止める。迷うこともへこむこともある。疲れがたまってくじけそうになることもある。それでも彼らは1人じゃない。サポートしてくれるパートナーがいるからこそ、がんばって乗り越えていける。
そんな中でも、あいかわらず不思議方向に思考が飛ぶ弘がかわいい。ナイアガラとかマリアナ海溝とか。理詰めで工場のオヤジ達を追い詰めない度量がありながらも、消火栓の連絡板を見て呆然とするところも愛しい。弘と工場のオヤジ達の間に立って絶妙なタイミングでフォローする前原がかっこいい。
消火栓の連絡板でどんどんタイムが上がっていく描写に笑ってしまった。真剣に走ってる連中の様子が目に浮かぶ。そんなふうに許可証の世界は確固として存在しているようだ。
物語は大詰め。時間がかかってもかまわない。続きを楽しみに待っている。