漫画の中の漫画
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火の鳥は読んでいて当たり前
そんな風潮が私達の周りには存在している
当時にしては凄いなんて理由だけでなくその内容もそんな風潮が作られた要素の一つだと思う
小学生の頃に読んだとき
勧善懲悪の話だと思った
火の鳥が気味が悪くて悪いことはなるだけしないでおこうと思った
高校を卒業して読んで少し見方が変わりました…表現出来ないんですが…
鳥にまつわる人間の話や
鳥に関わる人達の何世代にも渡る壮大な物語
今読んでも尚色あせない歴史を又にかけた壮大なストーリー展開
通用するキャラクター
表現出来なくてもとにかく凄いです
自分が10年後はどんな事を感じるのかな
横山光輝派ですが火の鳥は仕方ない(?)
読んだことの無い人は1〜12をとりあえず読んでみて13は金銭的に余裕があれば読むようにすればいいと思います
永遠の生命を持つ「火の鳥」を狂言言い回し役として綴られる、手塚先生のライフワーク。
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手塚先生の「ライフワーク」と呼んで差し支えの無い未完の大作。
不死の命を持つ「火の鳥」を狂言言い回し役として人類の業・過去から未来へと移り変わる地球の歴史を壮大なスケールで描いていく。
ミクロからマクロ、マクロからミクロへ・・・目眩さえ覚えるかと思うような世界に日本の日常生活に身を置きながらもいつでも飛び込んで行くことができるという奇跡。
手塚先生の代表作を3作挙げよと問われれば、「ブラック・ジャック」「鉄腕アトム」と「火の鳥」。
未完が惜しまれます・・・。
本物スタイル
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このような漫画を本物と言うのだろう。
感動あり、笑いあり、シリーズものでいて作品の重みを失わない。
火の鳥をめぐって争う人間の善悪が込められた作品。
読後には人間の命の儚さを嘆き、また人間の愚かさに反省せざるを得ない。
読んだ人をそのような状態に陥らせてしまうこの作品は、まさに珠玉の名作と称されるのに値する。
漫画の最高峰
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今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画家」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治虫に敬意の念を抱かずにおられない。
できれば大版で
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手塚のこのマンガはできれば大型本を手に入れて読みたい。以前発売されたA4サイズのものが朝日ソノラマから出ていたはずである。スケールの大きな作品は、文庫本のようなちまちました版ではだめである。しかし文庫サイズでも、あたりまえだけどその内容は変わらないし、文句のつけようがない。
人間の究極の生きる意義・生命の偉大さ、それと同時にはかなさに真面目に取り組んだ手塚のライフワークである。初めてこれを読んだら、人生、変わるよ、自殺したいと思っている人が読んだら、なんてつまらないことを考えていたんだろうって本当に思うようになるよ。
何度読んでも古くならない、古さを感じない究極の名作だと思う。