知らないと大損!!!
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尿が虫刺されには効果がある事くらいは知っていたが、まさかエイズや癌、糖尿病に自分の尿を丸ごと飲む事により、治癒する事が出来るとは夢にも考えていなかった。
・・・全くの脱帽である。尿とは単なる不要な人体からの排出物位にしか考えていなかったので、実はこの尿にビタミン類や葉酸、カルシウム、亜鉛、ナトリウム、アルギニン酸・・・等の解っているだけでも数百種類の栄養素と、未だに解明されていない未知なる成分も含まれている・・・と知った時は、ただただ驚いた。
医者に見離された患者達が、自分の尿を飲む事により不治の病を克服していくその体験談を読むに付け、人体の不思議さ、精妙さに心からの感動を禁じ得ない。また、残念ながら医学の最先端の研究者達はこの事実を知っており、癌治療において放射線治療や抗生物質による治療法には限界がある事も熟知していながら、「金銭的な理由」により、この尿療法を自分の患者には勧めない・・・という裏事情も余す事無く書かれていて、現代医学の問題点にも鋭く追及の目を向けている点にも、著者の誠意が感じられる。
この本は色々な症例に分けて尿療法の治療例を詳しく解説してくれているので、正にバイブルとして長く手元に置いておきたい名著であると断言したい。