収納と整理、その前に。
★★★★☆
今までの収納の仕方は「自分のため」だけだったかな…、と反省するきっかけになった本です。
自分には整理されているように見えても、家族にはチンプンカンプン。
食器類の合理的な選び方、収納の容量を考えた買い物の仕方などは、わかっていても…と思うところですが、それをクリアできない限りは、どんな収納本を読んでも物と収納場所の追いかけっこになるでしょう。
「買ったはいいけど、どこにしまおうか」
とりあえず床に直置きしている内にホコリがかぶって…
そんな自分に嫌気が差した私には、部屋を整理する前に頭の中を整理する、良い出会いとなりました。
普通の人には向きません。
★★☆☆☆
著者の生活がモデルなので、あまり一般的ではない家庭の例になっていると思われます。
食器の数など、一昔前の田舎の家並み。
整理整頓が趣味であり、楽しみだという著者。
そうでない方には参考にならない内容です。
私が参考になったのは、「洋食器のそろえ方」くらいでしょうか・・・
著者のファンの方が、エッセイとして読むには良いと思います。
リアルさが感じられなかった
★★★☆☆
この本の中に出てくるコーディネートは素敵なものも多かった。ただコーディネートされた写真を見た自分自身の印象は、どこか未使用の商品を借りてきて並べているような「ショールーム風」。実際に日々の生活で使っているがゆえの、「なじみ」というか、いい意味での「生活感」というか、「本物っぽさ リアルさ」が感じられなかった。
食器を減らすいい機会
★★★★☆
ふだんこういったハウツーものは読まないのだけれど…
いったい何で読もうなぞという気になったのか?
いずれにしても、衣食住の全てにおいて、最小限(それでも多いように思えるけれど)のものをどういった基準で選ぶか、という観点はやはり人それぞれに面白いし、共通点が見いだせるとなぜか嬉しいものだ。
一番面白いのはやはり著者の守備範囲である食器について。
萬膳とあるだけの食器の意味合いを考えて整理するよい機会かもしれない。
星4つにひとかけプラス
★★★★☆
書評を読んで購入したのですが,思っていた以上にためになりました。
雑誌の整理整頓特集だと実用的かもしれませんが、この本を読むと整理整頓の真髄がわかるというか、心に染み入ります。星ひとつ欠けたのは、私にとって5つ上げられる本が少ないのかもしれません。あと、簡単なアイデア法とかお勧め物がもう少し載っていてらもっと楽しめたかな。