まとまりに欠けるが読めば納得
★★★☆☆
著者の見識に驚かされるが、筆記具については言ってる通り、詳しい人はすでに詳しいという結論が見えた。
文房具への愛情、むしろ執着がただものではない。必要な文具の型そして形への造詣が究めて深い。
ノート・手帳篇よりも幾分吸引力に欠けてはいるが、それは余裕といった風情に、勢い実験的憂鬱を感じた。
しからば何ぞやという問いには、自分で御覧なさいなという落ち着きぶりに、興奮したくはないのに、興奮させられる。ならばこれ、というチャートが見つけにくいのである。ただ、分類の仕方は関心を持った。
文房具の楽しさが伝わってくる
★★★★★
前作、ノート・手帳篇に続く筆記具篇。前作と違って具体的な製品の紹介は少ないが、著者の筆記具に対する思いがとても伝わってくる本。
最近、PCの普及で手で文字を書くことが減ってきたけど、やっぱり、手書きは楽しいし、いろいろアイデアも湧いてくる。手書きとPCやW-ZERO3などのPDAの使い分けって必要なんだ。
最近のお気に入りのペンは、
万年筆では、CROSSのMATRIX。これは、この前買ったばっかりだけど、万年筆と2色(赤と青)のボールペン、それにスタイラスの機能もついている優れ物。ちょっと書き味は太めだけど、思った以上に書きやすい。それにルパンという雑誌の付録の万年筆も愛用。これも雑誌の付録とは思えない書きやすさ。
ボールペンは、モレスキンのノートへの筆記用はLAMY2000の4色ボールペン。これのリフィルをHI-TEC-C SlimsやSHRBO-Xのものに換えて、1本はMiniBarというスタイラス・リフィルに換えている。
もう1本は、HI-TEC-CのColeteの3色版。これのリフィルはいろんな色があるからそのときでとっ換えてる。特にマインドマップを手書きで書くときに重宝している。
文房具って楽しいし、仕事の生産性を高めたりもするし、大切だなぁ。
自分の持っている筆記具に愛着が沸く一冊
★★★☆☆
ノート・手帳篇に続く、筆記具篇です。内容的には前回と同じく、選び方や使い方が書かれている本です。
同様に、主義主張は最小限で、押し付けがましくないのはいいのですが、こちらは筆者なりの意見がもっとあってもいいような気がします。自分的には、本書に比べてノート・手帳篇のほうが有益でした。
ペンや万年筆は趣味性が強いものなので、ブランドの種類や情報が少ないのも物足りなさを感じます。
でも、モノの本質を見極めようとする筆者の探究心は十分に伝わってくるものですし、筆者の運営するWebサイトの商品ラインナップにはこだわりを感じます。一度覗いてみてはいかがでしょうか。
思わず家のペン入れをチェックしました
★★★★☆
ノート・手帳編も楽しかったのですが、こちらも面白かったです。
特に意識せずに筆記具は使い分けていましたが、このように分かりやすく分類してもらうと、
すっきりしました。
著者の「燃える」部分がなんとも微笑ましかったです。
思わずペンを並べてみたくなります。
★★★★☆
仕事でも、原稿を書いていても筆記用具は必ず使います。私は水性のボール
ペンの赤を日常は使用しています。
正式な書類で黒を使わなくてはならない時以外は赤ですね。万年筆も数本あ
りますが、キャップをとる時間でメモをすることを忘れてしまうのでつい、ノック式
のボールペンを使用しています。
家の書斎では鉛筆派です。本当に色々な筆記具を紹介しています。
筆記用具にこだわりたいあなたにお勧めの一冊です。