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C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫)

価格: ¥578
カテゴリ: 文庫
ブランド: アスキーメディアワークス
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裏切りとチアダンス ★★★★★
4巻はビブオーリオ家族会に焦点を当てた内容だった。
そこでの神様としてのアビス、そして以前彼に助けられたアリスとクルリ。
アリスもクルリも、彼を本当に愛していた。だが、フィアたちとの戦いを通して二人はそれぞれ大きなことに気付いてしまう。
気付くべきではなかった、あるいはもっと早く気付くべきだったことに気付いてしまう。

新キャラ、楯岡藍子との触れ合いを通して、フィアもまた成長したように思える。
フィアがどんどん成長してきている、心が強くなってきている。彼女のこれからの成長がとても楽しみだ。

運動会でのフィアたちのチアダンスは、想像するだけでどうにかなってしまいそうなほどに萌える。これこそ、最も大切なポイントである。 
脱線少なめでちと切ない ★★★★☆
前巻で一段落つけて別の話を挟むと思いきや、そのまま続きました。前後編の後編という感じで敵と対峙するシリアスシーンが多く、今までとはちょっと違う雰囲気に戸惑いました。特に主人公に起こった事件により、語り部が主人公以外にバトンタッチしてしまう場面が多く、今誰が?とと見返す所多数です。体育祭は場を和ませるだけの存在になってしまっているようで、3巻使って盛り上げたいいんちょーさんの扱いを含めてちょっともったいないなと思う所です。ネタバレになりますが主に動き回るキャラクタがねずみ算式に増えていかない所は寂しくもありますが、記憶力的に助かります。
自分の後を追う少女 ★★★★☆
今回はビブオーリオ家族会編の後篇とも言える内容なのだが、フィアの後を追うかのように自分を責め続ける少女の再生物語にもなっている。この少女の考え方は以前のフィアそのもの。だからこそフィアの説得が意味あるものになっており、なかなか深いものを思わせてくれる。何気に活躍する黒絵や、春亮のためにバリバリ奮闘するこのはなど、他のメンバーも見せ場充分で楽しませてくれる。いんちょーさんこと錐霞の登場が少な過ぎて残念至極ではあるが。ビブオーリオ家族会は半ば自滅で、人の思いというものを無碍にすると手痛いしっぺ返しを喰らうよ、という教訓めいた演出も絡めた自業自得なところもあり、まぁ仕方ないよねって感じなのだが、今後はおそらく錐霞兄のところが出張ってくる可能性大なため、こちらの展開も楽しみである。
在り方を問われた感じ ★★★★☆
位置づけとしては前巻の続きで、あとがきの言葉を借りれば"ビブオーリオ家族会編"の後編になります
今回、口数が少なくおとなしい不思議系とでも言うような新キャラが登場し、彼女の行動が今回の鍵を握ります
彼女が「何者で」「何故呪われるに至ったのか」と言う辺りも重要ですが、何より自分を指して「呪われて然るべき」と言う彼女……
呪いを解こうとする者、呪いを肯定する者、呪われ続けた過去を忘れたいと願う者
今回は特に、同じ呪われた道具でも三者三様に異なった立ち位置が浮き彫りになり、その在り方を問うような内容になってました

笑うようなにこやかな場面もいつものようにありますが、読み終わってみると哀しさや湿っぽさが色濃く残る内容です