インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

C3‐シーキューブ〈5〉 (電撃文庫)

価格: ¥599
カテゴリ: 文庫
ブランド: アスキーメディアワークス
Amazon.co.jpで確認
自分の居場所を求めて、そしてナース服 ★★★★★
ビブオーリオ家族会の話がひとまず終了しました。4巻の最後でクルリがどうなったのか気になってしょうがなかったので、話に決着がついてよかったです。
「自分の居場所」が今回の大テーマでした。4巻までもそのテーマは見られましたが、5巻はそれが顕著だったように思います。
アリスとクルリ。これまで、自分の罪を家族の「愛」という概念を使って逃げてきた。でも今は、自分たちの新たに進むべき道を見出したということが読み終わってからも伝わってきます。どのようにしてそれを乗り越えたのかは、とても読み応えがありました!

表紙のフィアのナース服姿はもちろん、挿絵も相変わらず萌えるものばっかり!
本当に、このシリーズは素晴らしいと思います! 現在、9巻まで続いていることも人気だという証拠ですね♪
いきなり文化祭か ★★★★★
ちょっと時間が経過していますが、物語はいきなり文化祭。お話の脱線部分に、にやついてしまいました。キャラクターごとの想いがストレートに表現されている所が分かりやすくていいですね。そして前巻では活躍できなかったキャラクタが活躍しバランスを取り返していている感じが良かったです。
立て続けに事態が混迷するストーリー ★★★★★
相変わらず文章や展開が読み易くて好きなラノベです
今回のストーリーは前巻の『後始末』といった感があり、舞台は文化祭真っ只中の学校。そこに、"妖怪・濡れ女"や"着ぐるみヒーロー"が校内を徘徊し、おしおきと称して"闇曲拍明"まで登場してくるという豪華(?)キャストっぷり!
ストーリー展開も一筋縄では行かず、校内に仕掛けられた爆弾を捜索しながら、同時に濡れ女達の襲撃もどうにかしなければならないという混迷さで手に汗握ります
既に言われているように今回は"フィアの決断"、それから"兄と対峙する錐霞"が見所です
それに加えて、ナース姿のフィア達だとか、あの人のなかりレアな表情が見られる巻頭イラスト等、イラスト的にも見所満載でした(たしか巻末にはラフイラストも載ってたと思います)
いんちょーさんの物語第2弾 ★★★★★
前巻で体育祭かと思ったら今度は文化祭と忙しい学校である。しかし「な、なにおう」「呪うぞ!」「馬鹿げている」といった決めゼリフが飛び交うのを読むにつけ、瞬時に読み手が誘い込まれる実に心地よい世界である。冒頭は萌えに燃えたクラスメイトのアイデアが炸裂した模擬店の様子が楽しげに描かれる。このはの悩殺ナース姿もサービス、サービスぅ、してるし、いんちょーこと錐霞までもが明治大正ロマン溢れる和装の看護婦(あえてこう言う)姿で登場、春亮の視線を気にするしぐさが可愛らしい。そう、本巻は錐霞の物語再びなのである。やはりいんちょーさんが動くと面白い。実兄からの報復行動か?と思わせる展開となるが、ビブオーリオ家族会の末期と健全な再生(?)の物語でもあった。今回は久しぶりにグロな描写が多かったが、それだけ結構なピンチだったとも言える。家族会の現状を知らされていない「濡れ女」が強敵として立ちはだかり、家族会を消滅に追いやった少女も違った意味で立ちはだかる。そして錐霞の兄【闇曲拍明】が登場、錐霞にお仕置きとばかりに発動するゲームがさらなる混沌を招く。実に喰えないヤツである。それぞれのドラマが折り重ねられ、複雑に絡み合った思惑が交錯する展開にあって今回フィアやこのはは完全に脇役。しかし相応に活躍し、見所もある。特にフィアが錐霞を思って下した決断は見事である。フィアは完全に過去の呪いから決別していると言って良いだろう。それに答える形で見せた錐霞の決死の戦いも良かった。最後は春亮にも怒って貰えたし、いろいろとよかったネ、いんちょーさん、という結末だが、ここから恋のバトルが改めて始まる予感である。今回ほとんど登場機会の無かった黒絵が最後に不貞腐れる可愛らしいシーンもあり、春亮達の生き方は間違っていないと思わせるほのぼのとしたエンディングが心温まる。最後になったが、巻頭カラーイラストの錐霞が超絶にカワイイことを付記しておく。